1999/05/05(水)

前日の車両故障の影響で、新幹線に遅れが出たため、今シーズン営業最終日のガーラ湯沢駅では、所定25分のところを5分で折り返すハメに。在来の上越線は昨年末に下り列車に乗っているが、この区間では上下線が別々のルートを辿るので、今度は上り列車で。下り線はトンネル続きで、土合駅の下りホームに至っては新清水トンネルの途中にあるのに対して、早くに開通した上り線は勾配を緩和するため、2つもループ線を持っている。

谷川温泉郷はその名の通り谷川の轟きだけが響きわたっていた。時間がたっぷりあったので、ゆっくり温泉に浸かり、湯上がりは散策を楽しんだ。旅程の都合上、水上では結局「栗飯」と「釜飯」、二つの駅弁を買うことになった。上野ゆきの新特急「水上」の発車と前後してD51牽引の「SL奥利根号」が入線。やはり今となってはいつでもどこでも珍しいのか、ホームでは次々と記念撮影が行われ、沿線にも大宮あたりまでちらほらとカメラが構えられていた。

栗本薫ヤヌスの戦い(グインサーガ32)」(ハヤカワ文庫JA)読了