2003/03/02(日)

遠くでないとかえってなかなか乗る機会がない。それが鉄道ではなくて、ケーブルカーならなおさら。さらに乗り場が駅から離れていたりする。でも今日は天気も回復したことだし、意を決して能勢電の妙見ケーブルに乗りに行く。川西能勢口で乗り換えたのは日生中央ゆきだったから、山下からは区間運転の2連を利用。終点の妙見口にケーブルの冬期営業日のお知らせが貼り出してあったので、一瞬休業中かと焦ったけれど、土日は営業していたので安心。ケーブル乗り場までは連絡バスも運転されているけれど、本数は少なく、日曜日は臨時便があるとは書いてあっても時刻の記載がなかったので歩くことに。咲き始めたウメやオオイヌノフグリに春の訪れを感じながら、暫しの散策~と思いきや、途中から坂になるし、結構遠いし、結局バスにも抜かれるし(T_T) まぁええ運動やからと自らに言い聞かせながら、約20分でケーブル黒川駅に到着。ここも先日乗った屋島ケーブルのように、麓から山上駅までが一挙に見渡せる。

山上駅から妙見山へはリフトに乗り継ぐことになっていたはずだけれど、目の前にあるのはかなりの急坂(お年寄りや体の不自由な人のための電気自動車サービスあり)。いくらケーブルが主目的だったとはいえ、折角ここまで来たのだからとそれでもめげずに登る。広場の湧き水で喉を軽く湿らせてから、リフト乗り場へ。沿線というか真下にはアジサイやシャガやシャクナゲやサクラが沢山。それぞれの季節に訪れればさぞ見事だろうけれど、今は冬場。リフト終点に着いても妙見山までは、さらに山道を登って300メートル。ケーブル等の登山設備が整っている中では、辿り着くのに最も苦労する施設ではないだろうか。もっとも鳥居前には駐車場があるので、車でのアクセスは可能だし、本数は少ないが日曜日のみ運転のバスもある。中には一本だけ京都駅ゆきなんてのもあって、一瞬乗ってしまいたくなったけれど、ケーブル・リフト共に往復券を購入済みだったし、大阪市内にも用事があったので断念(^^;

境内を巡って山頂の三角点を見学してから、山道を下って、リフトに乗って山上広場に戻る。ここには「シグナス森林鉄道」というミニ鉄道があるのだけれど、冬期は団体予約がない限り運転は行われないので、車両はカバーを掛けられて冬眠中。因みにこれは遊戯施設に分類されて、鉄道事業法に基づく営業ではないので、乗りつぶしの対象外(^^;

急勾配を下ってケーブルに乗り、麓へ。帰りも歩いてみたけれど、やっぱり臨時バスに抜かれたし、妙見口からは帰りも区間運転だったので、山下で乗り換え。川西能勢口からそのまま梅田に出て、カメラ屋・紅茶屋・本屋と巡る。既にそれなりの荷物を抱えていたけれど、帰宅前に駅前で食料品を買いだめしたので、かなりの大荷物に。

今までシチュー類ってずぼらして、火の通りにくい野菜から順番に煮ていっただけだったけど、ちゃんとレシピの通り作ってみたら、味が全然違ってたぁ(激汗) 菓子類はちゃんとレシピを見ながら作る~というかそうしないと失敗する~のだけれど、食事の用意は経験と勘を頼りにかなーりいい加減だったりするのでR(^^;

3日がかりでチーズケーキ試作品を始末できたところで、再挑戦。まだ食べ飽きていない自分がちょっと怖かったりする(^o^;) いくつかのレシピをあたってみたら、スフレチーズケーキは焼く時に湯煎をすることになっていたので、材料は前回のレシピに従って、焼き方を変更して別のレシピに従ってみることにする。途中でレモン果汁がなくなったので、コンビニで調達。オーブンを余熱して、天板に水を張れと書いてあるけれど、手持ちのは電子レンジ兼用なので厚みのない円形(それゆえロールケーキが作れないT_T)。そこで大きなパイ皿に熱湯を張って、型を載せることに。前回は「180℃30分」だったけれど、今回は「140℃60分→180℃5分」ってえらい違いやなぁ。緊張しながら見守っていると、40分ぐらいでほどほどに膨らむ。焼き色が付いたところで、オーブンを止めて、一呼吸待ってからおそるおそる取り出す。さすがに少しは収縮したけれど、以前ほどは劇的に縮まなかった。外側も写真と同じスフレ状。そうだよね~よく考えてみたら、蒸しパンと同じなんだよね~。湯煎を使わないレシピの写真は、心なしかベークドチーズケーキっぽいし。多分これでうまくいったのだろう。