2004/07/31(土)

朝は早めに自宅を出て、常磐線に乗る。我孫子で緩行列車に乗り換えて新松戸で下車。先日時間がなくて乗り損ねた総武流山電鉄が今日の第一ターゲット。終点の流山は新撰組の近藤勇ゆかりの地らしいが、例によって次の列車ですぐに折り返す。今度は起点の馬橋まで出て再び常磐線緩行に乗る。北千住で快速列車に乗り換えて終点の上野で下車。

ジャイアントパンダ

炎天下の上野公園を歩いて動物園へ。実は園内のモノレールが目的だったりする。通常遊園地の中の乗り物は鉄道営業法に基づいた営業ではないので乗りつぶしの対象外なのだが、ここだけは東京都が営業しているせいか立派な「鉄道」の扱いである。園内にあるからして当然入園料を払わなければならない。でもあまり時間がないのでパンダと五重塔とプレーリードッグだけ見てからモノレール乗り場に急ぐ。日本では珍しい懸垂式で、構内“踏切”があったのには驚いた。5分くらい待ってやって来た列車に乗る。東西に分かれた園内を結ぶ目的で作られたもので、乗車時間はわずか1分半。運賃は150円だが、入園料を含めると750円(笑) これで千葉と東京の鉄道には全て乗車したことになる。

園内の用事が済んだのでさっさと駅に戻ろうと思ったら、不忍池のハスが沢山咲いているではないか。早速写真を~と思ってもなかなか見頃の花が適当な位置で咲いていてくれないものである。それでも幾つか撮影してから上野駅に戻って、地下鉄で銀座に出る。待ち合わせ時刻に遅れて知り合いその1と落ち合い、昼食を取ってから、通称“四角い林檎屋”(Apple Store)でiPod miniの実物を見学。おぉ、やっぱり小さい~って当たり前(^^;

鉄道模型ショウ

銀行に寄ってから松屋に入り、いよいよ今日のメインイベントである「第26回鉄道模型ショウ2004」へ。入場券は定期券を模している。会場内は“鉄”分が高い人達や親子連れで賑わっていたが、身動きも取れない程ではなかった。有名メーカーはもとより、知る人ぞ知るメーカーのブースもある。最近は模型車両に小型ビデオカメラを装着したり、同一線路上にある複数の列車を電波で個別制御したり、運転中に様々な効果音を出したりと、いろいろ進んでいるようである。中でも一番驚いたのがダブルスリップポイントが製品化されていたこと。会場の広さを生かして、巨大レイアウトも2つ据えられていた。様々な風景も勿論良かったが、150分の1ながら“操車場”は圧巻であった。しかし常磐線カラー415系の付属編成が3両しかなくて、しかもパンタグラフがなかったことが、車両派の知り合いその1の不興を買っていた(^o^;)

会場を出て下の階に移動していたら、Suicaな自動改札機が展示してあったのに目がとまった。何事かと近寄ったら、改札機開発過程の試行錯誤の展示だった。その名も「デザインによる解決-Suica改札機のわずかな傾き」 鉄道模型ショウと同時期に同じ百貨店内でこんなポイントの高い展示を秘かに行っていたなんて(驚) 見学後デパート内でお茶してから有楽町で知り合いその1と別れ、東京駅に移動。丸くない丸ビル(関西人なら誰でも思うはず^^;)で知り合いその2と落ち合って夕食。帰りのバスは八重洲南口からで、丸の内南口からだと北側の自由通路経由だと相当遠回りすることになるので、入場券を購入して構内をショートカット。Suicaは便利だけれど入場券機能がないのが残念。バスを一本見送ったらメガライナーになるはずが、やって来たのは普通の車体。あ、今日は“平日ダイヤ”だったっけ(^^;;;