2006/04/30(日)

天気予報が変わって雨ではなくなったので、早起きして7時前の快速に乗車。北千住で乗り換えようとしたら無意識のうちに千代田線方面に足が向いてしまったけれど、途中で気が付いて東武線改札へ。当駅始発の区間急行に乗り、羽生で下車して秩父鉄道の一日乗車券と急行券を買ってからホームに降りる。すぐ後に発車した普通列車を見送って30分後の急行を待つと、次の普通に続いて回送列車として入線。普段は「秩父路号」だけれど、このシーズンは「芝桜号」になっていた。

行田市、熊谷、寄居と停車するたびに乗客は増え、3両編成の車内はかなりの混雑。秩父を過ぎ、次の御花畑で下車すると、ホームは客で溢れかえり外に出るまでだいぶ時間を要した。案内に従って羊山公園を目指すが、途中からずっと上り坂が続く。気温も上がってきたので上着を脱いでもまだ暑く感じる。20分近く掛かって公園内に入り、屋台村を抜けるとようやく目当ての芝桜が。斜面に満開の花が咲いていて、見事だなぁと写真を撮っていたら、まだそれは序の口で、その奥に大きなスケールの芝桜斜面が控えていた。

羊山公園

聳える山を背景にして、見渡す限りの色鮮やかなパッチワーク。白や桃色はもちろん、緋色や青紫まで色取り取りの花が満開で、大きな曲線で仕切られた模様を描いている。近くで見ても見事だが、谷になっている場所を通り越して反対側の斜面から見ると、さながらそれは季節限りの地上絵。通路には人が列をなしていたけれども、それでもなお花の斜面をほとんど遮ることはない。撮影しながら園内を一巡りして、十分に堪能したところで駅まで戻る。

秩父鉄道は初乗車だったので、人の流れとは逆方向の三峰口へ。ちょうど「パレオエクスプレス」が到着した直後だったので、広い構内の端に蒸気機関車が停まっていた。折角だからここからバスに乗って、ロープウェーで山上まで行こうと思っていたが、どちらも運転本数が少なくて、山上駅から三峯神社までさらに歩かねばならなかったので、今回はパスして御花畑に引き返す。

昼は早い時間に持参したパンを食べただけだったので、西武特急の予約をしてから食事でもしようかとのんきに構えていたら、5時間先の列車まで満席との情報が伝わってきたので、改札口に直行して入線していた急行に乗車。臨時列車のようだったが、西武秩父を発車する時点で10両編成の端の車両でも立客が大勢いた。急行といっても所沢までは各停で、池袋までの所要時間は約2時間半。とにもかくにも空腹だったので、百貨店の食堂街で遅めの昼食というか早めの夕食。

フルーツグラタン

地下鉄で銀座に出て知り合いと落ち合い、いつもの「茶・銀座」で煎茶してから、「ダロワイヨ」で別腹。グラタン・ド・フリュイを注文したら予想とは違うものが出て来たが、やっぱり美味だった。そしていつものように四角い林檎屋に寄ったら、いつもとは違うことが起きてしまった。な、なんと知り合いがマカーになる瞬間に立ち会ってしまったのである! 別の知り合いもiMacを買ったばかりだし、最近流行っているのだろうか(笑) 触発されたのか、帰りにアキバのヨドバシに寄って、ハードディスクを買ってから帰宅。