2008/01/02(水)

阪神で三宮に出て、神戸空港で食事してから、JRで姫路に向かう。姫路といえば白鷺城が一番有名だが、既に二度は行っているので、今回は書写山に行くことに。駅前からバスに乗ること約30分で、ロープウェイの書写駅へ。通常は15分毎の運転だが、初詣客が多いためピストン輸送中。跳ね上げ式桟橋となっていて、駅に着いたゴンドラを桟橋が挟み込んで固定しているので、乗降時にゴンドラが揺れることがない。山上駅までの所要は4分で、そこから圓教寺までは山道を歩いて約15分。途中で一度、姫路市街の展望が開ける。

書写山圓教寺

仁王門を通って茶屋の前の広場に出ると、眼前には清水の舞台のように崖から迫り出している摩尼殿へと続く石段が。ここまででも結構坂道を上り下りしたけれど、先はまだ長いようだ。とりあえず石段を上って摩尼殿へ。裏手から本堂へと続く道があり、山道を5分程歩けば、大講堂、食堂、常行堂の三つが立ち並ぶ場所に出る。いずれも重要文化財に指定されている。そこからさらに少し歩けば、ようやく奥の院である開山堂にたどり着く。和泉式部の歌塚を見てから、本堂経由で摩尼殿の前に出て、茶屋の甘酒を一服。帰りはマイクロバスの通る緩やかな道を歩いて、ロープウェイの山上駅へ。麓に降りた時は丁度バスが出た後だったので、タクシーで姫路駅に戻る。