2008/07/20(日)

副都心線

早く目が覚めたので、すぐに支度して早めに家を出る。北千住でTXからJRに乗り換え、日暮里経由で池袋へ。副都心線の池袋は「新線池袋」と呼ばれていた時に乗りに来たことがあるが、現在は「池袋」と案内されている。まずは小竹向原方面の列車に乗る。有楽町新線時代は要町、千川の両駅は前列車が通過していたが、副都心線となってから普通列車のみ停まるようになった。小竹向原で一旦改札を出て、すぐに入り直す。停車中の急行に乗って、そのまま一気に終点の渋谷へ。渋谷は将来、東急東横線が乗り入れる予定で、既に島式ホーム2面4線が用意されているが、現在は外側の2線のみの営業で、中2線は線路が敷かれているものの架線はなく、2つのホームの間に仮説通路が何本も通っている。改札を出て「地宙船」や吹き抜け構造を見学してから、JRで新宿に向かう。原宿で一旦運転見合わせとなるが、すぐに解除となって動き出す。

まだ時間に余裕があったので、新宿駅前で軽く食べてからセンタービルに向かうと、途中でどこかで見たような巨大目玉のモニュメントを見掛ける。知り合いと落ち合って、ペンタックススクエア経由で新宿御苑へ。大木戸門から入って、まずは園内で食事をしようと思ったら、目当てのカフェは新宿門の外側だったので、一旦外に出てから再入園することになった。

ラクウショウ

梅雨明け直後の昨日よりはましといっても、外はかなり暑いので、足は自然と木の多いところに向かうことになる。そういえば園内でもこの辺りに来るのは初めてかな~と歩いていると、舗装道は木道に変わり、ラクウショウ(落羽松)の木立に出る。見掛けは杉のようでも、そこかしこから気根が沢山出ていたのには驚いた。木道となっていたのはこの気根を保護するためで、湿地に適した木でヌマスギ(沼杉)の別名があることを後から知る。日本庭園から旧御涼亭、バラ花園とぐるっと回ってから、大木戸門に戻って外に出る。

リュウゼツラン

地下鉄で新橋に移動し、なるべく地下通路を通るようにして浜離宮へ。大手門口から入園し、咲き残りの藤を横目に、中島の御茶屋を目指す。なんだか和服を着た中島さんが“こんばんや~”と出てきそうな名前であるが、潮入の池に浮かぶ小島にある茶店である。ここで池越しの庭園の風景を眺めながら、冷たい抹茶で一服した後、ぐるっと園内を一周。水上バス乗り場の近くを通って、お花畑に出ると、探していたリュウゼツランが突如として現れる。周りを成育中のコスモスに囲まれているので、花茎を伸ばした巨大な姿が一際目立つ。残念ながら開花まであと少しだったが、既に蕾は黄色みを帯びていた。

歩いて銀座に出て、盛岡冷麺の店「ぴょんぴょん舎」へ。僅か10席の店は常に行列が出来ているようだ。辛いものが苦手でも、「別辛」と注文すれば自分で調整出来るので大丈夫。食後は久しぶりの「茶・銀座」で“大人のかき氷”を食す。アップルストアで用事を済ませてから、松屋の裏にあるスタバで一休み。この店が日本一号店だったんだね。マクドの日本一号店が銀座三越で、ミスドの一号店が箕面というのは知っていたんだけれど。