2008/09/06(土)

早めのTXで東京に出て、上野の東京都美術館へ。開館15分前に着いた時には既に行列が出来ていて、9時の開館時点で百人以上は並んでいたようだ。係員の誘導に従って入口へと続く階段を下り、目指すはフェルメール展 「光の天才画家とデルフトの巨匠たち」。入ってすぐのフロア(地下1階)のデルフト派の画家たちの作品を観賞してから、いよいよメインのフェルメールの作品が展示してある上階へ。フェルメールの作品として現存する三十数点のうち、実に7点もが集まっているというまたとない機会を逃す手はない。作品は描かれた順に展示されているので、時期による作風の違いがよく分かる。特に初期作品は、フェルメール作だと言われなければ素人には判らない程である。光の表現が素晴らしいのは勿論のこと、個人的には服や地図の皺のリアリティーも凄いと思う。

所蔵を確認すると今回の7作品のうち2つは、2005年5月のエジンバラとアムステルダムで見ているはずなのだが、記憶に残っていないということは初めて見たのも同然ということかな(汗) 実際、フェルメールの作品に興味を持つようになったのは、2005年8月にウィーンで「絵画芸術」を見てからだしね。記憶に定かでない作品を含めると、恐らくこれまでに十数点は観賞していることになるのだが、他の作品を見に行くのを目的に旅行先を決めるというのもいいかもしれない。

シェフの一皿

銀座に移動して、アップルストアで修理に出していたMacBook Airを受け取る。先日の海外出張の際にカバンの留め金が外れて落下し、筐体の端が変形してしまったのだが、外装総替えでまるで新品のようになって戻って来た。転んだ後の泥縄(?)となってしまったが、機種専用のインナーケースを買っておいた。「銀座わしたショップ」に立ち寄ってドラゴンフルーツを衝動買いしてから、久しぶりに「リプトン・ブルックボンドハウス」に行ってみたら、すっかり内装が変わっていて驚いた。昼食時間帯だったのでシェフの一皿(紅茶付き)を注文。午後の用事を済ませた後は、つくばに戻ってから駅前で夕食。