北千住で東武伊勢崎線に乗り換えて、業平橋へ。ホームからも建設中の東京スカイツリーを見ることが出来たが、既に高さは245メートル。浅草寄りのホーム端からでもフレームぎりぎりだから、これ以上成長したら超広角レンズが必要だなぁや。折角なので東武電車とのツーショットを撮ってから、駅を出て地下鉄の駅に向かう。途中で視界の開けた場所からスカイツリーを撮影したが、周りにはちらほらとご同輩の姿が。押上から半蔵門線に乗って三越前で下車。
三越新館地下２階の"Fortnum & Mason"でクリスマス・プディングを注文。先週末の横浜ランドマーク店のメニューに載っているのを見て、迷った挙句アフタヌーン・ティーにしてしまったため、今日こそはと日本橋三越店に来たのである。店頭でも販売しているのだけれど、最小サイズ（225g）で４千円以上するので、ちょっと試してみるのにいい機会かなということで。見た目には少量なのだけど、ナッツやドライフルーツがぎっしりで、そこにカスタードクリームを加えるとかなり濃厚な味となるので、普通のケーキ一切れを食べたのと同じくらいかも。
銀座線で銀座に出て、地下道を西に歩く。目的地は日比谷駅の向こうだったので、日比谷線に乗り換えても良かったのだけれど、たった一駅だから歩いても大したことはない。地上に出て帝国劇場に入り、開演前に売店でサンドイッチを買って食べてから、ミュージカル「パイレート・クイーン」を観賞。舞台は15世紀のアイルランドで、海賊女王と呼ばれたグレース・オマリー（グローニャ・ナ・モリー）が主人公で、舞台ではアイリッシュ・ダンスが何度も出て来る。
終演後は銀座で喫茶店をハシゴしてから、浜松町に移動して東京タワーのよく見える場所へ。今月と来月は50周年の「ダイヤモンド・ヴェール」ということで、普段とは違うイルミネーションが見られるのである。午後７時半過ぎに一旦灯りが消え、細かな光が点滅を始めたが、露光時間が長いと全ての光がびっしり写ることになり、短いと疎らに光っているだけと写真よりも動画向きの被写体だったかも。大展望台にはハートマークが時折浮かび上がる。一旦通常照明に戻った後、午後８時から10分間だけ「レインボー」となり、タワーは七色の光に包まれる。今度は静止画向きなので、スノーフィルターで光跡を付けてみる。10分が過ぎて「ホワイト」となったところで、タワー麓のイルミネーション群を撮影してから駅に戻る。
持参した防寒着が無用になるほど暖かい夜だったが、さすがに体が少し冷えていたので、有楽町駅前で中華そばを食べてから帰宅。
