2010/01/02(土)

彦根駅

正月2日は、大阪駅から新快速に乗って滋賀県に向かう。能登川を過ぎた辺りから車窓に雪が見え始め、彦根に着くとそこら中に雪がうっすらと残っていた。さすが伊吹の豪雪地帯が近いだけのことはあるようだ。とりあえず駅前百貨店で昼食を取ってから、シャーベット状になった雪の上を歩いて彦根城を目指す。彦根といえば例のゆるキャラということで、店先やら街頭の幟やら役所の垂れ幕やら、あちこちで目にすることになるのだけれど、石材店のサンプルにまでなっていた。彦根城入口のスケジュールによると、暫くすると彦根城博物館に出現するようだったが、ひこにゃんの着ぐるみに会いに来た訳ではないので、そのまま天守閣に向かう。

彦根城

石段を登って天秤櫓、太鼓門櫓を通り、本丸まで上がると結構見晴らしが良くて、彦根の街並みや琵琶湖を見渡すことが出来る。さすがに伊吹山方面は雲に覆われていた。天守閣入口で靴を脱いでスリッパに履き替える。靴はビニールの手提げ袋に入れて持ち歩くことになるのだが、階段が急で手摺りに掴まらざるを得なかったので、上り下りが結構大変だった。彦根城を訪れるのは4半世紀ぶりなので、ぼんやりとした記憶しかなく、規模はわりと小さい方だと再認識。最上階でガラス越しの景色を眺めてから下に降り、帰りに天秤櫓の中も見学してから駅前に戻る。大阪方面の新快速は1時間に2本なので、発車時刻に間に合うように喫茶店で休憩。

夜は年末に買っておいたボルドーの赤を開ける。AOCサンテステフのChâteau Meyneyで、2003年のエチケット(ラベル)には明記していないけれど、後から調べるとクリュ・ブルジョワだった。開栓直後に飲んでもほとんど渋みはなく、間に合わせのグラスでも美味しく飲むことが出来た。