2011/04/10(日)

農林団地の桜

東京の桜は盛を少し過ぎてしまっていて、つくばの桜は思ったよりも咲き進んでいるようなので、今日は市内で花見をすることに。そうと決まれば混まないうちに、ということでつくばセンターから7時半のコミュニティバスに乗車。「つくバス」は今月から路線が大幅に再編され6系統に集約されたが、谷田部方面に向かう「南部シャトル」は毎時2本の運転なので、路線バス時代より遙かに便利になっている。谷田部車庫を過ぎ、桜のトンネルを潜って農林団地中央で下車。2kmも続く桜並木はまだ少し蕾が残っているものの、全体としては7分咲きを過ぎていて十分見頃。天気は回復途中で雲が多く青空が背景にはならなかったけれど、どんよりとしていた訳ではないのでそこそこの花見日和、いつものように南端まで歩いて折り返し、北端まで来たところで帰りのバスの時間までかなり余裕があったので、谷田部車庫に行かず農林団地中央まで歩いて過不足無しの一往復。つくばセンターに戻る頃には晴れ間が広がるようになっていたので、もう少し遅い時間の方が良かったのかもと思いつつ、そうするときっと混雑が始まるのである。

北条大池の桜

今日も買い物に行ってから昼食を作り、後片付けを済ませて再びつくばセンターからコミュニティバスに乗車。今度は北に向かう「小田シャトル」で、こちらは大体40分に1本の運転。旧桜村役場だった桜窓口センターを経由するが、その名に因んでか庁舎前にも多くの桜が咲いていた。筑波鉄道の廃線跡を越えて約40分で大池・平沢官衙入口に到着。そこから北条大池までは歩いてすぐで、溜池の周りの桜が7分咲きとなっている。バスに乗るときには曇っていたけど、今はすっかり晴れて、青空の下に桜並木が続き筑波山が水面に影を映す。そして南側の池との間の堤にも桜が続いているので印象深い。後から聞いた話によると、以前は池の周りは古木でもっと見事だったそうだが、代替わりした今でも咲きそろうと十分綺麗である。また北側の池には古木も残っている。すぐ近くにある律令時代の役場跡である平沢官衙(かんが)遺跡まで足を伸ばすと、復元された建物のある丘から大池の桜を見下ろすことが出来る。池の周囲を一通り回ってもまだ時間が余っていたので、もう一周してからバス停に戻る。今日は沢山歩いたので少しは体重が減ったかと思いきや、帰ってから測ると殆ど変わっていなかった(^^;