東海道線で横浜に出て、駅前で昼食を取ってから横須賀線に乗車。北鎌倉でふらりと下車して、気の向くまま大仏方面に向かうハイキングコースを歩く。県道から浄智寺に続く坂道までは車が走れるようになっていたが、そこから先は本格的な山道となる。市街地に挟まれた尾根筋を辿るので、ところどころ眼下に住宅地が垣間見えるものの、蝉時雨の中で木々の間の坂道を上り下りしていると、すっかり山歩きの気分である。源氏山公園を経て、少し寄り道して切通しを辿ってみる。最後に急な階段を下りて、県道を少し歩いて20年ぶりの鎌倉大仏へ。外観は記憶にある通りだったが、前回も内部に入ったかまでは覚えていない。
長谷駅から鎌倉駅までは、短距離だけど歩き疲れていたので江の電で移動。昔ながらの雰囲気が残っているが、新型車両が走り、改札機で電子マネーが使えるところに時代を感じる。江の電鎌倉駅の改札を出て、JRの線路をくぐり駅の反対側にある鶴岡八幡宮へ。大石段脇の大銀杏は昨年倒れてしまったが、ひこばえや移植された幹の一部からの芽吹きも見られる。本宮は石段を上がってすぐの所にあるので、石段下からの方が撮影しやすいかも。帰りは表参道を歩いて、途中の店に立ち寄ってソフトクリームを食べて小休止。
鎌倉から横須賀線に乗って品川で下車し、「エノテカ」で軽い食事とワイン。注文したのは、Château Lanessan(ACオーメドック)の2006。そういえばボルドーを飲むのは、海外旅行の帰りの機内以来だったっけ。沢山歩いた後に飲んだので、帰りのTXの車内で眠ってしまった。