連休３日目も天気が良いので、トレッキングシューズの慣らしも兼ねて、自宅から最も近い山である筑波山に行くことに。朝８時の初発のバスに乗ったが、既に立ち客が出ていた。今回は一年前に来た時と逆回りということで、つくば山神社から白雲橋コースを登る。最初のうちは勾配がきつく、調子に乗って登っていると少しばて気味となったが、弁慶茶屋跡を過ぎるとペースを取り戻して楽に歩けるようになった。台風の影響で登山道の所々に枝葉が散っていたが、ぬかるんでいるところは殆どなかった。ただ弁慶七戻りの手前の杉の巨木が、根元付近で裂けて山肌に倒れ掛かっている。幹の下を潜れるので通行止めにはなっていないが、近日中に撤去予定とのこと。
次第に混み始めた道を登り、巨石群を通り越して女体山頂へ。麓では晴れていたのだけれど、山の上だけ雲がかかっているので景色は霞んでしまっている。山頂付近はケーブルカーやロープウェーで上がって来た観光客も合流するため、道が混んでいて歩き辛い。適当な場所に座って昼食休憩を取ってから、男体山頂にも登っておく。下りはケーブルカー沿いの御幸ヶ原コースへ。白雲橋コースに比べると全体的に勾配はきついが、下りだから平気と階段状の道をがしがし降りていると、筑波山神社に着く頃には膝が痛くなってしまった。ちょうどバスが来る時刻だったので、寄り道をせずそのままつくば駅に戻る。厚手の靴下をはいていたので、靴擦れは起こらなかった。また、登山服も内側の汗が、そのまま表に出てくるような感じだったので驚く。
