2012/02/05(日)

秋葉原から上野に出て、開館時間直後の東京国立博物館へ。入場券は昨日のうちに近所のコンビニで入手しておいたので、窓口には並ばずに済んだが、「北京故宮博物院200選」開催中の平成館は、既に入館待ちの行列が出来ていた。断続的に列は進み、建物の中に入って2階の展示室に進む。入口付近は混雑が激しかったので、とりあえず後回しにしてその先にある絵画や書、宝物を順に見て行く。もしかしたら現地で見たことがある品もあるかと思っていたが、特に記憶と合致する物はなかった。今回の目玉作品である「清明上河図巻」の実物展示は1月24日までで、後半はレプリカが展示されている~ということを知ったのが昨日。それでもレプリカとはいえ、原寸大の作品を間近で鑑賞する機会はそうそうないだろう。清の康熙帝が軟禁を巡視した「康熙帝南巡図巻」は2巻が展示されていて、そのうち片方は北京の紫禁城に帰還する場面を描いている。天安門より北側の建物は現在も殆ど変わっていないので、見覚えのある場所が多かった。「乾隆帝是一是二図軸」に描かれたアイテムの実物を集めた展示は興味深かったが、レプリカでもいいので絵と同じ配置を再現して欲しいところ。最後に入口付近の展示を見てから、博物館を出て銀座線の駅に向かう。

三越新館の「フォートナム・メイソン」で、茶葉の買い出しも兼ねて昼食。帰りは東京駅まで歩いて、秋葉原からTXに乗車。つくば駅前でいろいろと買物を済ませてから、帰宅して家事を片付ける。

「ピーマン」はフランス語の"piment"に由来することは知っていたが、フランス語の"piment"は実はトウガラシを意味するということを知る。フランス語でピーマンのことは"poivrons"というらしい。いずれにせよ、ピーマンもパプリカもシシトウもトウガラシの辛くない品種なのだけどね。因に英語でピーマンは"green pepper"となる。