2012/07/16(月)

咲くやこの花館

<宿を出て一日乗車券を購入してから、梅田に一旦出て荷物を預けてから、地下鉄を乗継いで鶴見緑地へ。朝から混雑していると思ったら、駅近くにあるプールの前に長蛇の列が出来ていた。朝から猛暑となる中、なるべく日陰を選んで歩いて「咲くやこの花館」へ。館内は涼しいかというと、最初の方は熱帯植物が続くので、場所によっては屋外よりも暑かったりする。館内のサガリバナも咲く季節になっていて、昨夜の咲き残りが1輪置いてあったが、この時間だともうかなり萎れていた。さすがに高山植物エリアは空調が半端なく、涼みながらヒマラヤの青いケシや、コマクサやサギソウ、クロユリ、その他可憐な花を暫し眺める。

フウラン

現在開催中の特別展は富貴蘭で、会場には小さな鉢が沢山並んでいる。フウラン(風蘭)の別名で、花や葉の色や形だけでなく、鉢も鑑賞の対象なのだとか。ホールに降りると、クジャクサボテン類の鉢が並んでいて、月下美人が花を咲かせていた。確かこれって、昼夜逆転環境に置くことによって、昼間に咲かせるようにしているのだったっけ。同じ手法を使えばサガリバナの花も昼間見られるようになるのかと一瞬思ったけど、大きめとはいえ鉢植えに出来る月下美人に比べたら、スケールが違い過ぎるっての(^^;

法善寺水掛不動

地下鉄で市内中心部に移動し、なんばダイニングメゾンにある「ストウブ料理とベルギービールの店 ケラケラ リトリート」という風変わりな名前の店で昼食。ストウブとはフランスの調理器具メーカーの名前で、その代表的な製品である「ピコ・ココット」という厚手の鍋で作る蒸し料理が店の名物なのだとか。料理を注文したら何故かピザが食べ放題となるのだけど、それだけで満腹にならないように控え目にしておく。蒸し料理は野菜メニューを注文したら、これまた何故か和風な味付けだった。 食後は近くにある「上方浮世絵館」へ。上方浮世絵というジャンルがあること自体、寡聞にして知らなかったけれど、江戸浮世絵と異なり役者絵が主流で、より写実的なのだとか。続いてすぐ近くにあるのが法善寺にも立ち寄る。法善寺横丁の名前は知っていても、大阪に住んでいる時はミナミはあまり縁がなかったため、正確な場所を実際に来るまで知らなかったりする。今日は外を歩いているととても暑いので、節電中の「食い倒れ太郎」の前を通って、さっさと地下鉄の駅に戻る。

今度はキタに出て、ハービスプラザエントにある「ショコラティエ パレ ド オール」で休憩。メニューはチョコレートやケーキが中心で、ドリンクはコーヒー、ホットチョコレートだけでなく、チョコレートに合わせたウィスキーやシャンパンまでも。組み合わせに迷うところだけれど、結局無難にチョコレートケーキとコーヒーを注文。食い倒れの締めくくりは、エノテカ大阪店でワイン。昨夜はブルゴーニュを堪能したので、今日はボルドーということで、Château Beychevelle(ACサンジュリアン)の2008。
8月まで航空会社ラウンジが改装中なので、普段より遅めの空港入り。カード会社ラウンジでメールチェックだけしてから、保安検査を済ませて搭乗口に進む。最近はTXの回数券を使っていないので、羽田からは高速バスで帰宅。