2013/01/17(木)

「氷と炎の歌」の第一部「七王国の玉座(改訂新版)」をようやく読了。上下巻合わせると1300ページを越える長編小説である。6年前に文庫化された時は5分冊だったけれど、今回は上下2冊とかなり分厚い。以前は続けて文庫化された第2部まで読んだのだけど、その後一旦出版は止まってしまう。単行本の第4部から訳者が変わると同時に人物名や用語が大幅変更となって、続編の文庫化はどうなるのかと思っていたけど、結局訳語の変更を反映した改訂新版として再出版されることになった。文庫の方も第1部から再出版となり、第3部以降も順調に出ることになったので、復習も兼ねて最初から読み直すことにしたのである。実際に読み直してみると、久しぶりのせいか、訳語の変更はそれ程気にならなかった。大幅に変わったと言っても、膨大な登場人物の数からするとほんの一部だからなのか、あるいは結構内容を忘れていたせいなのか。因に文庫本は今月に第4部が出て、単行本の方は今年の夏に第5部が出るとのこと。現在の予定では全7部になるらしい。

ジョージ・R・R・マーティン「七王国の玉座[改訂新版](氷と炎の歌1)」読了