2015/05/17(日)

堺市立文化館

8時間以上も眠ってしまったけど、起きたのは朝食開始時間の直前だった。宿を出て梅田のロッカーに荷物を預けてから、JRの「紀州路快速」に乗って堺市で下車。駅のすぐ近くにある「堺市立文化館 堺 アルフォンス・ミュシャ館」へ。昨秋、堺市内を観光した際に行きそびれていたのだけど、今春改装したばかりなので、結果的には良かったのかも。2つのフロアに代表的な版画はもちろんのこと、絵画や彫刻も展示されている。堺になぜムハ(ミュシャ)が?と思ったら、ムハの息子と親交のあって作品を収集していた実業家の遺産が、ゆかりの地である堺市に寄贈されたのだとか。実際、プラハのムハ美術館よりも展示が充実しているように感じる。

長居植物園

一旦、天王寺に戻って昼食を取ってから、地下鉄で長居に出て4年ぶりとなる長居植物園へ。入口からジニア、リナリア、アゲラータムなどが花壇に咲いていたが、やはりちょうど見頃となっているバラが見事である。空は晴れ渡り、気温も25℃前後と絶好の行楽日和。ハマナスの甘い香りが風に運ばれて来る。真夏日だった前回とは異なり、のんびりとジャーマンアイリスやシャクヤク、ヒナゲシ、スイレンなどを一通り鑑賞してから駅に戻る。

パンペルデュ

梅田に出て「ロンドンティールーム」で休憩。パンプキンケーキは今回も品切れだったので、代わりに新メニューの「パン・ペルデュ(pain perdu)」とセイロンティーを注文。早い話がフランス風「フレンチトースト」で、直訳すると“失われたパン”で、硬くなったフランスパンを再利用したのが発祥とのこと。荷物を取り出して空港に向かい、ワインショップに寄ってみたら、バーカウンターのメニューにボルドーがあったので、Moulin d'Issan(ACボルドー・シューペリユー)の2011をグラスで注文。結構好みだったのでボトルを1本購入してから搭乗待合室へ。

帰りは羽田到着が少し遅れたけど、それで高速バスまであまり待たずに済んだ。バス乗車前に渋滞情報はなかったのだけど、途中で流れが悪くなって10分程度遅れる。