南千住でTXから常磐線に乗り換えたら、品川ゆきだったので車内はかなり混んでいた。上野で下車して、公園内を横断して東京都美術館へ。時間を勘違いして開館の30分後に到着したが、特別展「ポンピドゥー・センター傑作展―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―」は思ったほど混雑していなくてちょっと拍子抜け。1906年～1977年から、毎年１作品ずつ（制作年ベース）を選んで展示するという趣向で、絵画、彫刻だけでなくオブジェや映像作品もあった。続いて特別展「木々との対話──再生をめぐる5つの風景」も鑑賞。日本の作家の木工作品が展示されているのだけど、國安孝昌氏の巨大な作品が目を引いたので、半券提示割引を利用して入場したのである。
日本橋三越の「フォートナム・メイソン」で昼食＆茶葉購入した後、午後は浜松町から東京モノレールに乗って昭和島へ。「モノレールまつり」を開催している車両基地は、西口を出てからすぐの場所。場内運転車両の試乗会の整理券を配布していたので、受け取ってすぐ乗り場に向かう。西側から発車して、東側の洗車場に入線した後、西側に戻って転てつ機（ポイント）の切替え実演を車窓から見学。一旦少し東側に引き上げてから、元の乗り場に戻るまで約20分間。車内はいつも乗っているモノレールだけど、窓の外が営業区間外の光景という不思議な体験となった。続いて作業用車両や整備工場の内部を見学した後、体験コーナーを一通り見て回ると、終了時刻前となっていたので会場を後にする。
夕方前の銀座に出て、「銀座のジンジャー」で順番待ちをしてかき氷を食べる。その名の通りジンジャーシロップなど生姜製品がメインになっているが、元は「コンフィチュール・エ・プロヴァンス」という名前だった店で、現在でもコンフィチュールの販売も行っている。かき氷もジンジャーシロップをかけた上に、小瓶入りコンフィチュールを載せて食べる形式。数種類のメニューの中から最も気になるキウイを選択。その後はアップルストアで現行最新機種を見てから、ハンバーグ専門店「AOI」で早めの夕食。有楽町に戻る途中、交通会館に出来た大阪のアンテナショップに入ったら、「みっくちゅじゅーちゅ」があったので、あまりの懐かしさに衝動買い。帰りの荷物が少し重くなったけど、週末に飲むのが楽しみ。
