2016/10/16(日)

今日は久しぶりに美術・博物館巡りということで、まずは東京都美術館で「ゴッホとゴーギャン展」。英語タイトルが"Van Goch and Gauguin, Reality and Imagination"となっているのは、二人の画家の方向性の違いを表している~ということを展示を見て知る。館内のレストランで昼食を取ってから、同じく上野公園内にある国立科学博物館へ。特別展会場が準備中になっていたので一瞬あれっ?と思ったが、目的の「日本の自然を世界に開いたシーボルト」は常設展の中の企画展示だった。科博は久しぶりだったけど、常設展を全て見ると半日以上を要するので、日本館の展示をささっと見て回るだけにしてから両国に移動。

江戸東京博物館に着いたところで、館内の甘味処に入ってちょいと休憩。江戸東京博物館の特別展もシーボルトだけど、自然科学に注目した科博の企画展に対し、こちらは「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」と題して民族学が中心。シーボルトの日本コレクションの大半は現在、ミュンヘンの五大陸博物館(Museum Fünf Kontinente)に所蔵されているとのことだが、現地に何度か行ったことはあっても五大陸博物館にはまだ行っていない。もう一つのゆかりの地であるオランダのライデンは2005年5月に訪れているが、ライデン大学付属植物園には行ったけど、「シーボルトハウス」なんてあったっけ~と改めて調べてみると2005年3月開館だったので、当時のガイドブックには載っていなかったとしても仕方がない。江戸東京博物館は9年ぶりで、前回は特別展だけだったはずなので、今回は共通券を購入して常設展も見学。

夜は自宅で、山形で購入した高畠ワイナリーの「まほろばの貴婦人」の赤を開ける。使用品種は、カベルネ・ソーヴィニョンとオレンジ・マスカット。カベソーが主体なのに、仕上げが甘口というのは珍しい。ハーフボトルを2回に分けて飲むつもりだったのだけど、保存用キャップのサイズが合わなかったため、1回で飲みきることになってしまった。