週末に撮影した写真を確認して、「夜会Vol.18/19－橋の下のアルカディア－」のポスター写真の背景が、碓氷第６隧道であるとようやく同定。初演の時からずっと気になっていたのだけど、どこなのかなかなか分からなかった。那覇の旧海軍司令部壕という説もあったけど、現地を再訪したとこころ違うことが判明。それでもいろいろ画像検索をするうちに、碓氷峠の廃線跡にあるトンネルに雰囲気が似ていることに気付く。といっても正確にはどの辺りなのか、そもそも撮影地と同じアングルの場所は本当にあるのか、というのはやっぱり現地に行かねば分かるまい！ということで、紅葉狩りと廃線跡ウォークも兼ねて出掛けることにしたのである。幸い天気も良く、紅葉も見頃になっていたので。
「アプトの道」にはトンネルが10あるけど、そのうち８つは反対側がすぐに見えてしまうほど短いので、候補は第５と第６の２つに絞られる。どちらにもポスターのように右向きにカーブしている地点があったのだけど、家に帰って画像を見比べると第６の方だった。決め手になったのは、カーブ付近の照明。第５は片側の壁（左側）に沿って並んでいるのに対して、第６はポスターと同じく左右の壁に交互に並んでいる。左側の照明が手前になるように撮影してしまったのは残念だけど、何はともあれ再演が始まる前に特定出来てよかった。
