2018/06/24(日)

名古屋市美術館

早めに家を出て、梅田経由で新大阪へ。売店で菓子パンを買ってから、予約していた「のぞみ」に乗車。途中の車窓から、伊吹山がはっきり見えていた。名古屋で下車し、一駅だけど地下鉄で移動し、白川公園の中にある名古屋市美術館に向かう。新幹線の予約時間を間違えて、開館時間直後の到着となったけど、待ち時間ゼロで入館出来た。という訳で特別展「モネ それからの100年」を鑑賞。開催は名古屋と横浜のみとなっている。モネの作品とモネの影響を受けた作家の作品を、別々の区画に並べているが、混雑具合にかなり差が出ている。同じチケットで常設展も見学してから外に出ると、入場制限が掛かっていて長い列が出来ていた。今朝は気合を入れ過ぎたかなと思ったけど、やっぱり早めに動いて正解だったようである。

豊田市美術館

伏見から地下鉄鶴舞線に乗ってそのまま名鉄に直通し、終点の豊田市で下車。駅前のビルで昼食ということで、名古屋めしの店に入ってきしめんを注文。順番待ちで名前を書いたけど、意外とすぐ席に案内された。30℃近い暑さの中、愛知環状鉄道沿いに歩くこと十数分。そろそろ目的地かなと思っていたら、最後に12%の急勾配を登ってようやく豊田市美術館にたどり着く。特別展「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」。は東京で見損ねたのだけど、この後、札幌、広島、郡山と巡回しても関西には来ないようなので、モネ展と合わせて来ることにしたのである。そして今回の展覧会を見て、ブリューゲル一族の画家の区別がちゃんとついていなかったことに今頃気付く。名前の後に(父)(子)と付くことは知っていたけど、「ピーテル・ブリューゲル」と「ヤン・ブリューゲル」の両方に(父)と(子)の区別が必要だったとは。因みに「バベルの塔」「雪中の狩人」を描いたピーテル・ブリューゲル(父)は、通称“農民の画家”で、その次男で花の静物画を多く描いたヤン・ブルユーゲル(父)は“花のブリューゲル”と呼ばれるのだとか。そして父の模写が多かった長男のピーテル・ブリューゲル(子)は“地獄のブリューゲル”という通称があるのだとか。ヤン・ブリューゲル(子)の方には特に別名はないようである。

ナナちゃん人形

こちらも同じチケットで常設展と、併設の髙橋節郎館も見学。印象的な建物だけど、後から調べたら谷口吉生の設計で、他にも信濃美術館・東山魁夷館、葛西臨海水族園、つくばカピオ、東博の法隆寺宝物館、MOMA新館など、行ったことのある建物名がずらりと並んでいた。挙母城があった高台を降りて駅に戻り、帰りは知立回りで名古屋に向かう。少し時間があったので、「ナナちゃん人形」に会いに行く。スター・ウォーズとのコラボはもう終わっているかな~と行ってみたら、まだ毛むくじゃらのチューバッカ仕様のままだった。「ハン・ソロ」の公開日である29日までとなっているらしい。駅構内で時間調整した後は、土産と駅弁を買ってから、予約した「のぞみ」に乗車。

新大阪で在来線ホームに降りると、東海道線の神戸方面は運転見合わせ中。状況によっては地下鉄にしようかなと思っていたところ、間も無く運転再開とのアナウンスがあったので、そのまま乗車して発射を待つ。隣の大阪で下車し、駅前で買い物を済ませてから帰宅。