2018/08/19(日)

今朝も阪急で梅田に出て、JRの新快速に乗車。一番後ろの車両だと座ることが出来たが、これが後の出遅れに繋がることになる。山科から湖西線に入り、堅田で下車。バスの発車まで時間があると思っていたら、乗り場には既に長い列が出来ていた。1時間に1本しかない路線で、積み残しが心配だったけど、大型車両が来たのでなんとか全員を乗せて出発。その代わり車内は超満員で、ドアもなかなか閉まらなかった。

佐川美術館

琵琶湖大橋を渡って、対岸の守山にある佐川美術館に到着。守山駅からだと1時間に2本バスがあるのだけど、美術館が湖岸にあるため、堅田からの方が所要時間が短かったりする。チケットを買って入館し、まずは「生誕110年 田中一村展」の第一部を鑑賞。ここまで来るのは大変だったけど、バスの本数が少ないだけで、東京の特別展に比べたら中はそれほど混んでいなかった。第二部を見る前に、カフェに行ったら既に順番待ちとなっていたが、他に食べるところもないので名前を書いて待っていたら、20分くらいで呼ばれる。

中断を挟んで田中一村展の第二部も鑑賞。代表作の一つ「アダンの浜辺」は写真では見たことがあったけど、実物を見ると波や砂が非常に細かく描き込まれていて驚く。クレジットを確認すると、「個人蔵(千葉市美術館寄託)」となっていたので、千葉に行けばいつでも見られるのかと思いきや、後から調べたところどうやら常設展示は行っていない模様。今回の特別展でも今日までの展示となっていたので、バスが混雑していたのはそのせいだったのかもしれない。常設展の一つが平山郁夫作品だったが、資料映像で見たことのある「平和の祈り サラエボ戦跡」はここの所蔵だったんだね。

浮御堂

帰りのバスも混んでいたけど、早めに並んで座れたので、それほど大変ではなかった。守山ゆきならここまで混んでいなかったのかもしれないけど、堅田に用事があったのだから仕方がない。終点の堅田駅に到着して市内循環バスに乗り換え、バス停から少し歩いて満月寺浮御堂へ。子供の頃に来ているかもしれないけれど、そうだとしても記憶にないなら初めてと同じこと。浮御堂の周囲に水草が繁茂しているのを、遠目に水底が露出しているのと勘違いして、一瞬干潮かと思ってしまったが、淡水湖に潮の満ち引きがある訳ない。

駅に戻って、少し遅れていた湖西線普通で京都に出る。地下鉄で四条に移動し、大丸地下の「フォートナム&メイソン」で買い物をしてから、京都文化博物館へ。といっても特に見たい展示があった訳ではないので、敷地内の喫茶店でかき氷を食べて休憩。夜はいつもの店で食事をしてから帰宅。「月イチ」の録音をセットしてから、早めに床に就く。