2019/10/06(日)

新里坂より

今日も朝からほぼ快晴なので、やっぱり郊外に行こう~ということで宿をチェックアウトして、ゆいレールで旭橋に移動。特別ダイヤで運転中といっても、朝8時台は12分間隔になっていて、積み残しが出ていた。那覇バスターミナルから事前に時刻を調べていた39番「百名線」に乗ろうとしたら、バス停表示で10月から路線と時刻が大幅に変わっていることを知る。当初乗ろうとしていたバスよりも20分後の発車となっていたので、ターミナル内のバス会社営業所で状況確認。なんでも39番は「南城線」と名前を変えて百名方面には行かないようになって、コミュニティーバスへの乗り換えが必要になったとのこと。とりあえず時刻表を貰って国場、与那覇を経由して南東方向に向かう。新里から急坂を登って丘の上にある南城市役所が新しい終点。南城市内の交通体系を見直して、市外からの路線バスと市内を巡るコミュニティーバスを、市役所前のターミナルで乗り継ぐというシステムにしたようである。違う系統の路線バスを等間隔に整理して、全体としては利便性が上がったのかもしれないけれど、今まで直通で行けていた場所なのに乗り換えが必要になるのはやっぱり不便である。それもタイミングが悪くて40分待ち。最初から分かっていれば那覇を出発する時刻を調整することが出来たのかもしれないけれど、バスターミナルで知ったのだから仕方がない。市役所到着前に展望が開けた場所があったので、坂を少し下って写真を撮りに行く。新里坂(しんざとびら)という名前で、眼下の市街地の先には中城湾が見えるが、後から調べると夜景の名所になっているらしい。

新原ビーチ

南城市役所に戻って、10月から運行を開始したばかりの「Nバス」に乗車。車体のロゴに描かれているのは、南城市のキャラクターである「なんじい」。路線バスの元のルートを辿って百名に出て、坂を下って新原(みーばる)ビーチで下車。コミュニティーバスはそのまま知念方面に向かって走り去る。集落の間からビーチに出て、今日最初の目的地である「食堂かりか」へ。沖縄の絶景カフェの一つに数えられ、全席屋外で目の前には真っ白な砂浜と青い海が広がっている。ネパール料理の店ということだったが、メインはカレーなのでインド寄りかな。ほうれん草&チキンのカレーとマンゴーラッシーを注文して、景色と料理の両方を楽しむ。満潮近くだったけど海と太陽の方向が重なっていたのがやや残念。食後は坂を登ってビーチ全体を見下ろしてから、バス停のある場所まで降りる。次のバスは大回りする系統だったけど、バス停で30分待っても終点到着時刻はほぼ変わらないので、知念、馬天を経由して、南城市役所に戻る。

てだこ浦西駅

帰りは新設系統である339番南城~結の街線に乗車。浦添市にある国立劇場おきなわが終点で、那覇市内では壺川を経由して那覇バスターミナルに入らず、隣の「バスターミナル前」に停車。これだとゆいレール旭橋駅まで少し遠くなるので、一つ先の県庁北口で下車して、県庁前からゆいレールに乗り換える。美栄橋でロッカーから荷物を取り出して、次の列車に乗り継ぐ。昼間は6分間隔になっているので、朝のような混雑はない。おもろまち、首里を通り越して延伸区間に入り、トンネルを潜って新しい終点のてだこ浦西に到着。10月1日に開業したばかりなので、まだ見学客も多いようである。駅前広場の写真を撮った後は、次の列車で引き返す。小禄で途中下車して買い物を済ませてから空港入り。新しいANAラウンジは、やっぱりスイートラウンジの隣に移転していた。

帰りの便は一昨日アップグレード出来たので、プレミアムクラス。出発時間の関係で機内食はサンドイッチだったので、今回も泡に続いて赤を注文。伊丹には定刻通りの到着で、大阪の夜はかなり涼しくなっていた。