2020/01/02(木)

日吉神社西本殿

京津線と石山坂本線を乗り継いで、終点の「坂本」改め「坂本比叡山口」へ。「叡山」から改称したJRの「比叡山坂本」と微妙に違うのでややこしい。駅前から坂道になっている参道を歩き、途中の蕎麦屋で早めの昼食を取ってから日吉大社へ。三つ目の鳥居が切妻型と複合した独特な形をしているが、仏教との習合を表しているのだとか。そのまま坂道を登って西本殿、東本殿の順に訪れる。両本殿は国宝に指定されているが、それぞれの拝殿や楼門、また途中にある社殿など17の建物が重要文化財となっている。ここでは、木彫りの大きな獅子と狛犬が建物の縁側にあるのが特徴のようである。順路の途中に奥宮に向かう階段があったが、山上まで片道30分とのことだったので、今回はパスしておく。

旧竹林院庭園

帰りは旧竹林院に立ち寄る。延暦寺関連の庭園で、枝垂れ桜や紅葉など、季節ごとの景色が楽しめるようだが、今はマンリョウの赤い実が冬枯れに彩りを添えている。室内の端に卓子が置いてあって、何かと思えば表面に写った庭の景色を撮影するスポットになっていた。といっても卓子よりも低い位置にカメラを構える必要があり、撮影体勢としてはちょっと厳しい(^^; 駅に戻ったらちょうど列車が出たところだったが、次の列車でないと京津線に接続していなかったので、結果的には同じこと。

今年の初ワインはChâteau d'Aurilhac(ACオー・メドック)の2011年。明け方の寝付きが悪くならないよう、飲み過ぎにならない程度にしておく。