真冬なのにずっと暖かい日が続いていた後、急に冬将軍がやって来て、昼間は雪がちらつく。夜になっても身を切るような風の冷たさだけど、予定通り梅田に出て11回目のワイン教室に参加。今回ののテーマは、グラスの形状。ブルゴーニュ、キアンティ、ボルドータイプをそれぞれ、テイスティンググラス(白ワイン用)と、品種専用グラスで飲み比べる。グラスの形状による味の違いは通常、舌のどの部分に当たるかで味が変わることによるものと説明されるが、Wikipediaによると、現在では「味覚地図(それぞれの味を感じるのは舌の特定場所という説に基づく)」は否定されているらしい(。とはいえ、グラスの形状によって香りの立ち方や、口に含む前の空気との混ざり方が変わるのは間違いない。そして味は香りに影響を受けるし、空気の混ざり方によって味が変わるのも確か。そうやって味が変わるのではないかと思科するのだけど、実際のところはどうなのだろう。とりあえず今日試した限りでは、微妙な風味の差は感じたものの、一番はっきり感じた違いは口に入れる前の香りと、口に入れた後の余韻だった。これらだけでも専用グラスを使う意味は十分にありそう。