2020/07/21(火)

「土用」というのは夏だけではなく年4回、季節の変わり目の18日間(前後)のことだったというのを今頃知る。五行では春が「木」、夏が「火」、秋が「金」、冬が「水」で、「土」を季節の変わり目に割り当てたのだとか。今でも使われる「土用波」や「土用の丑の日」くらいで、どちらも夏の土用のことだから、土用は夏だと思っても仕方がないよね(。因みに「土用波」は気象学的に言うと、台風によるうねりのことらしい。

今日はジョージア(グルジア)風ということで、オジャクリとオレンジワインVinoterra Rkatsiteliの2018年。オジャクリはジャーマンポテトに似ているけど、コリアンダー(パクチー)とワインビネガーを使うのが特徴。といってもジョージアに行ったことはないし、ジョージア料理を食べたこともなく、ただネットで調べて作っただけなので何が正解なのかよく分からないけど、とりあえずワインに合っていたからよしとしよう(^^; オレンジワインは赤ワインの製法(最初に果皮や種子と一緒に漬け込む)で白ブドウから作ったワインで、“オレンジ”とは色を表している。オレンジワインというのは最近の呼称で、ジョージアでは元々アンバー(琥珀色)ワインと呼ばれていたらしい。今回のワインは名前の通りルカツィテリという土着品種で、素焼きの容器を土に埋めるという伝統的なクヴェヴリ製法で醸造したとのこと。