2021/04/12(月)

イタリア語の条件法現在は、フランス語やスペイン語と用法は似ているのに、活用語尾がかなり違うのは何故だろうと調べてみたら、イタリア語が“動詞不定形+habereの遠過去(単純過去・点過去)”に、フランス・スペイン語は“動詞不定形+habereが半過去(線過去)”に由来するかららしい。どうりで語尾が遠過去に似ているはずである。ただし3人称だけhabereの語幹の一部が脱落せずに残っている模様。なお、イタリア語でも直説法未来は、フランス語やスペイン語と同様に“動詞不定形+habereの現在”に由来するため、活用語尾は似通っている。