アジア諸国では旧暦(太陰太陽暦)と新暦(グレゴリオ暦)で新年を2回祝うことがあるけれど、ロシアでも旧暦(ユリウス暦)と新暦(グレゴリオ暦)の2回祝う習慣があるらしい。ユリウス暦はグレゴリオ暦から百年に1日程度ずれていて、現在のずれは13日。ロシア正教会では今でもユリウス暦を使用しているため、1月1日が新暦の新年、1月7日がクリスマス、1月14日が旧暦の新年と祝い事が続くのだとか。一方、太陰太陽暦は月の動きを基にしているため、東洋の旧暦の新年は1/21頃〜2/20頃の間を毎年移動することになるけど、それでも約1月差ながら西洋のグレゴリオ暦と大体同じ時期というのは偶然なんだよね。世界の暦を見渡してみると、新年は冬と決まっている訳ではないから。