2022/05/22(日)

センダンの花

朝8時過ぎに家を出て駅まで歩き、宝塚ゆきの急行に乗って3つ目の山本で下車。事前に用意した地図を頼りに国道を渡り、JRの高架を潜って住宅街を抜ける。目的地には少し早く着きそうだったので、ちょっとだけ周辺を散策。急な坂の先に橋があって、反対側も坂になっていたので眺めが良かったのだけど、後から確認するとやっぱり天井川だった。川の畔にセンダン(栴檀)の大木があって、薄紫の花が木全体に咲いていた。「栴檀は双葉より芳し」の諺でお馴染みの〜と言いたいところだが、諺の「栴檀」は香木である白檀(びゃくだん)の別名で、植物としてのセンダンは香木ではないというからややこしい。

荒牧バラ公園

開園時間が近付いたところで、荒牧バラ公園に移動。入口付近の芝生広場には入れるようになっていて、そこからバラ園の写真を撮影していると人の動きがあり、どうやら時間よりも少し早く門を開けた模様。大半の人が入口から続くプロムナードに滞在している間に、中から奥の方を回る。ここを訪れるのは2回目といっても二十数年ぶりなので、前回の記憶はほとんどないに等しい。予報通り天気が回復して青空が広がり、色とりどりのバラも春の花盛り。大半の区画では品種ごとに植えられていて、名前も表示されていたが、あまりにも数が多いので確認していない。また、以前なら香りを確かめているところだけど、さすがに二重マスク越しでは無理だろう。スタンダード(幹を真直に伸ばしてその先にこんもりと咲かせるスタイル)や垣根に仕立てた区画も一通り回ってから、道路を挟んで向かい側にある「みどりのプラザ」のフラワーアレンジメント展示や、モデル庭園も鑑賞。バラ園に戻ると人がだいぶ増えていたので、名残にもう一回りしてから公園を後にする。

駅に戻る途中、「あいあいパーク」に立ち寄る。国道沿いにイギリス風の建物があって、各種店舗やカルチャー教室などの複合施設になっているのだけど、その裏手にある園芸店が目当てだったのである。持ち帰りの重さを考えて苗を選択したら、ちょうど持参のレジ袋1つが満杯になった。帰りは川西能勢口で下車して、輸入食品スーパーでパスタやスコーンを買ったら両手が塞がる状態となったので、池田に着いた後は買い物をせずに帰宅。今年に入ってから自宅から3km以上遠いところに行っていなかったので、今日は久々の遠出になった〜といっても実は5km程度。まだ第5波のピークと変わらない状況だけど、大阪市内とは反対方向で屋外だし、早い時間ならそれ程込まないだろうということで出掛けたのである。もちろん開園時間に合わせて来る人も多かったけど、午後はもっと混むだろうからね。

久しぶりに歩き回って疲れていたけれど、頑張ってサンドイッチを用意して今日もアフタヌーンティー。休憩を挟みつつ後片付けもして、今日のうちに写真をアップロード。