2022/10/09(日)

「ドレミのうた(Do-Re-Mi)」の原詞を確認してみると、"Doe, a deer, a female deer."のように、“ドレミファソ”に発音が近い英単語"doe, ray, me, far, sew"を最初に言った後で、その単語を説明するようになっていた。次の“ラ”については、"La, a note to follow So(ソの次の音)"と具体例を諦めたかのようになっているが、"lar"という英単語がない以上は仕方がないのだろう。一応最後の"That will bring us back to Do"と脚韻を踏んでいるし。そして“シ”は"tea"となっているが、英語圏では"Si"ではなく"Ti"と呼ぶかららしい。これは"Si"を"Ti"と言い換えることで、"So"と子音が重複することを避けるためなのだとか。

ドレミを音名(固定ド)と階名(移動ド)の両方に使うのは日本ぐらいで、英米やドイツ語圏では階名のみとなるのに対し、イタリアやフランスでは音名のみになるらしい。そして英米独では音名をアルファベットで表すのに対し、伊仏では階名を数字で表すのだとか。それなら数字が2音節になることが多いイタリア語では、歌うのが難しくなると思うのだけど、そもそも階名で歌う習慣がなかったりするのだろうか。一方フランス語の数字(1〜7)や、アルファベット(A〜H)も1音節だから歌うことは難しくないけど、そういった習慣はあるのかな。

今回の連休は、久しぶりにカスタードのババロアを作る。レシピは20年くらい前にネットで見付けたもので、今まで文字情報だけを頼りに作っていたのだけど、改めて写真付きのレシピをネットで確認してみたところ、最初に卵黄と砂糖をもう少ししっかり混ぜた方がよかったようである。温めた牛乳を加えて鍋で加熱するところは、カスタードクリームを作るなら完全にドロっとするまで続ける必要があるみたいだけど、ババロアだと少しとろみがつけばいいようである。確かに泡立てた生クリームと混ぜるのだから、その方がいいのかもしれない。