1999/09/04(土)

ターミナルでもない駅では、午前6時前なんかにタクシーは待機していないんだ(T_T) ということで仕方なく梅田まで出てから、関空快速で空港に向かう。早く着いたおかげで、座席は希望通りの通路側が取れた。両替・出国手続きを済ませ、搭乗ゲートへ新交通システムで移動。これは鉄道営業法に基づく営業列車ではないので、「乗りつぶし」の対象外である^^;

団体客の搭乗が遅れたため出発がだいぶ遅くなったが、フライトは順調だった。途中仮眠を取ったり、本を読んだりしたが、やはりエコノミークラスの12時間は楽ではない。いくら窮屈でもシートベルトを外すのは怖いので、ひたすら忍耐(-_-)

フランクフルトからの接続便の多くは、乗り継ぎ客のために出発を遅らせていたが、ボローニャゆきは最初から接続に余裕があったので、ほぼ定刻通りの離陸。今度は窓際の座席だったが、生憎雲の多い天候で、眺望はあまり楽しめなかった。搭乗員にドイツ語で答えたら、驚いてもらえた:-)

ボローニャ空港で手荷物を受け取ってから、連絡バスで中央駅に向かう。ここで同行者と別れて、単身リミニへ。切符を買う窓口では英語が通じたのでひと安心。ちょうどリミニゆきの普通列車の発車直前であった。夏時間とはいえかなり遅かったので、すぐに夜のとばりが降りてきた。灯りの流れる夜の車窓を眺める分には、日本とあまりかわらなかったが、昼間見たら多分全然違う景色なんだろうな。

夜のリミニは雨の中。ホテルの場所も不明だし、タクシー乗り場にタクシーはなかなか来ない。やっと来たかと思えば列を乱して我先に乗り込もうとする人々。どうなるものかと不安になったが、運転手や整理員が整列乗車を指示してくれたので、順番通りにすぐ乗ることが出来た。

ホテルは海岸の近くで、フロントでも英語が通じた。本当に無事にたどり着けるのかずっと不安だっただけに、部屋に入ったときはちょいと感慨。夜食にと携帯食を摂ったが、数えてみたら時差の関係で、なんと“本日”5回目の食事であった(笑)。