2001/05/03(木)

残りの苗を大方植え付けてから、旅に出る。鳥取や北陸に向かう時は、新大阪まで出なくていいから楽だなぁや。

久しぶりの大阪駅11番線で新車投入により今春から増発された特急「サンダーバード」を待つ。果たして今日の運用は―在来の681系だった。富山方が非貫通先頭車なら新型の683系でないことは明らかなのに、車番を確認した後でそれを思い出すところが、まだまだ車輌音痴(汗) 聞くところによると681と683の混合編成もあるそうだが、今回は付属+基本編成とも681だった。

わずか3時間と少しで富山着。乗り継ぎまで時間があったので、まずは出発前に買いそびれた大判時刻表を購入。荷物をロッカーに預けてカメラ屋を探し回ったが、どの駅ビルにも出店していなくて、小売店は臨時休業ばかり。リバーサルフィルムの調達は断念(T_T)

再び改札に入り、1番線でローカル列車を待つ。あれっ、駅の発車メロディーが軽快になっている。以前の発車メロディーは「こきりこ節」をアレンジしたものだったが、どこかもの悲しさが漂ってあまり評判が良くなくて変更になったと、そういえばどこかで聞いたような。7番線に目をやると、情報誌で紹介されていた通り、富山港線が昼間の輸送力適正化のため単行気動車になっている。そんなこんなで到着した高山線猪谷ゆきは、以前から投入されている同形式のキハ120の2連。途中の越中八尾あたりまでは半分以上の乗車率。さすがに疲れが出たのか、少しうたた寝。

猪谷からは旧国鉄神岡線を転換した第3セクターの神岡鉄道に乗り換える。開業時に投入した車両は経年が目立つのは致し方ないこと。新緑の山間部に分け入り、はからずもまた寝入ってしまい、気が付いたら終着駅に到着していた(^^; 慌てて下車すると、旧駅務室が喫茶店になっていた。折り返し列車は途中の神岡鉱山前で折り返すため、猪谷ゆきは1時間半後。ということで時間つぶしに利用する。わはは、珈琲専門店だ。紅茶の種類なら判ってもコーヒーの銘柄はよく分からないので、カフェオレとチーズケーキを注文。「4時半の電車(非電化だってばと心の中でツッコミ)ですか?」「あ、はい」「どうぞゆっくりして行って下さいね」~結構折り返すだけの「鉄」が多いのかもしれない(笑)

帰りはしっかり目を覚ましたまま車窓を楽しむ。鉱山跡を利用した研究施設「スーパーカミオカンデ」はまたいつかの機会にということで猪谷へ。ここでも半時間近くの待ち合わせで高山線に乗り継ぎ、富山に戻る。駅前で夕食を取り、ちょっと道に迷ってから宿に入る。