2001/07/22(日)

博多駅前から都市高速経由のバスで福岡タワー南口下車、炎天下を海まで歩いた百道(ももち)から高速艇で海の中道に渡る。水族館「マリンワールド」は、規模のわりには水槽の数や魚の種類が少なくて、ちょっと物足りなかったかも。ただナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)が専用水槽に移されていて、すぐ目の前を何度も通過するのを眺められたのは良かったが、どこからでも見られてしまう魚の方はストレス溜まるんじゃないかしら...

バス停で時刻を確認すると、志賀島ゆきは30分近く待たねばならない。残りヒットポイントが少なかったので、今回は断念してJR香椎線で香椎に向かう。車中で仮眠。小倉方面に乗り換えようと電光掲示板を見たら、鹿児島線上りは普通、快速の順で来るらしい。しかしホームを探しても一覧式の時刻表が見あたらないので、快速の停車駅すら分からない。幸い改札が近かったので駅員に確認出来たけれど、探し方が足らなかったのだろうか。小倉駅のホームにはちゃんと目立つ処にあったことだし。

因みにJR九州の券売機コーナーに掲げられているのは、路線地式の運賃表ではなくて、駅名五十音順の運賃表なので、ちょっと戸惑う。目的駅の名前が思い出せず、“確か小倉の二つ手前”などという覚え方をしていたら、五十音表からだと見付けるのはかなり困難かも。もちろん目的の駅名しか覚えていなくて、路線の位置関係を把握していなければ、路線図式も役に立たないが、大概路線図の下の方に五十音表も小さいながらも並べて掲示してあるはず。でも九州で路線図は見掛けたことないような.....

快速に乗り黒崎で下車。筑豊電鉄で二つめの熊西で下車。昨秋までこの区間は西鉄北九州市内線の一部だったが、残り区間が全部廃止され、共用区間のみ筑豊電鉄に移管されたので、乗り直し。熊西から西に少し歩くと分岐点の跡。線路は撤去されていたが、草むしたバラストは残っていた。黒崎駅前に戻り、バスで帆柱登山口へ。ケーブルは鉄道事業法に基づいて営業されていても「当面対象外」にしているが、可能な時はやっぱり乗っておかなきゃね。てことで帆柱ケーブルの山麓駅へ。リニューアル直後の新車で皿倉山に登り、ついでにリフトで山頂へ。北九州市街が一望出来るので、夜景はさぞ豪華なことだろう。

すぐに麓に降りバスを待ち、今度は枝光へ。鹿児島線上りで終点の門司港まで。重要文化財の駅舎を見学しながら、時間をつぶす。再び改札内に入場して、飯塚ゆきの入線を待つ。電車化・気動車化が徹底した今となっては稀少な機関車牽引の客車列車で、寝台列車を別として昼行定期列車として残っているのは、青森―函館間を結ぶ快速「海峡」5往復と、筑豊本線の2往復のみ。その筑豊線も今秋の電化を機に電車化されるとのこと。というわけで2回目にして乗り納めなのである。到着直前のホームはカメラを構えたにーちゃん&おっちゃんがそこここに。駅員さんに何が来るのかと逆に尋ねられてしまった(汗) DL+50系の赤一色編成かと思いきや、機関車の真後ろに一両だけ12系の青色客車が^^; あえてリクライニングではない方の50系ボックスシートに座って、小倉まで引き返す。駅弁と土産を購入して500系「のぞみ」で帰阪。