2002/06/16(日)

えーかげんウェブページの更新も纏めて行いたいのだけれど、折角の天気だし、手許の「高野山1dayチケット」の有効期限が迫っているので、出掛けることにした。時刻表を確認しないまま家を出てしまったが、接続が悪い場合は慌てずにどこかで時間つぶしをすればいいしと、乗車直前にケータイで時刻検索。お、とってもナイスなタイミングで乗り継げるではないか。ということで難波に直行~

帰りの特急の指定席を買ってから、高野線ホームへ。急行は車端のクロスシートが空いていたので、定位置(=進行方向右側窓際)に座る。河内長野から各駅に停車し、橋本までは改良区間で複線だが、そこから先は山岳路線。急カーブと急勾配が続くので、特急でも所要時間は大きくは変わらない模様。終点の極楽橋でケーブルに乗り換え、高野山駅前からバスを利用。空腹だったけど、時間が不足しそうだったので、そのまま一の橋まで乗って、参道を歩くことに。杉の巨木の間を縫う道の両側は、びっしり立ち並ぶ墓所。途中、「スキー場」という道標を見てびっくり。奥の院までの所要時間は1時間となっていたけれど、早足だと半分足らずで到着してしまった。灯籠堂などを拝観後、バス停に出て、中心地区である千手院橋へ。ここで昼食を取ることにしたが、折角なので精進料理を注文。おや、この豆腐はもちっとしてる。凍み豆腐もあったけれど、これぞ本場の高野豆腐!!? 根本大堂、金堂、霊宝館、と駆け足で巡る。奈良時代の経文は、紫紙に金字で書かれ、錦で裏打ちされたもの。古文書というと行草書の知識がないと文字の識別が困難なものを連想するが、経文類は楷書で書かれているので、1200年という長い時を越えて一字一字がはっきりと伝わって来るのに感動。以前見に行った岐阜の淡墨桜の樹齢に匹敵する歳月。ただし梵語の知識がないので、意味は判らず(^^; 最後に金剛峰寺を訪れてからバス・ケーブルと乗り継ぎ、最終特急に無事間に合う。車内では当然(?)熟睡。

難波で百貨店の台所用品売り場を回ってから、心斎橋へ。東急ハンズでクッキー型(丸)を購入。だって近所だとファンシーな型しか売ってないんだもの。大理石板もなかなかの魅力だったが、ぐっと我慢。緑碧茶園にも立ち寄るが、残金不足のため新茶購入は見送り。

「1dayチケット」の有効区間のうち、南海の難波―高野山限定というのは当然として、阪急と地下鉄はなんと「全線」となっている。ということは、大阪市内のあちこちに立ち寄ってから、さらに京都や神戸を回って帰ることも理論上不可能ではないことになる。が、早朝に出発するか、高野山周遊をはしょらない限り、有効期間(1日)内ではきつすぎでんがな。なにせ高野山に往復するだけで所要5時間。単純に観光するだけでも、千円以上お得なのだから、あまり欲張らないこっちゃ(^^;

食料備蓄のため、ひたすら天ぷらを揚げる。最初は衣が水っぽすぎたのか、ほとんど素揚げになってしまったので、小麦粉を追加。うぎゃぎゃぎゃ。シシトウがバクハツしたぁ(激汗) う~ん、衣を使った揚げ物が、今ひとつうまくいかない。とりあえず「天ぷらの素」とか「唐揚げ粉」とか使ってみるべかな。