朝10時の特急で宿毛に向かう。接続の都合上、９時の普通では同じバスになってしまうし、８時の普通でも宇和島発が１時間差に縮まってしまう。ということでのんびり10時に出発。こちらも1997年に開業したばかりの路線。駅前からバスに乗って宇和島に向かう。最初は他に乗客がいなかったけれど、県境を越えると次第に増えてゆく。このあたりは1990年に、土佐清水から竜串を経て利用した路線だけれど、「城辺」「御庄」の地名以外の記憶がほとんどなかった。バスの旅は約100分。途中垣間見た宇和海が絶景。宇和島から乗ったのは岡山ゆき特急「しおかぜ」で、アンパンマン列車。やはり子供達には大人気(^o^) 松山で下車。高知からここまでは特急自由席が利用できるフリーきっぷだったので、中村以外で途中下車しなくてもずいぶんとお得だった。
松山駅前から伊予鉄市内線で道後温泉へ。昨日のはりまや橋に続いて、大手町でもダイヤモンドクロスを通過。やっぱこの響きだよね～とその昔の京阪七条や、阪急西宮北口を懐かしむ。終点の電停の先は引き上げ線になっているが、商店街側に「坊ちゃん列車」の展示場が設けてあった。架線はなかったけど、ディーゼルだもんね。外見はＳＬだけど（笑）
商店街途中で香りにつられて「せんべい餅」を買う。せんべいの香ばしさと餅の柔らかさの組み合わせがとっても美味。以前ここを訪れた時に食べていたかどうかの記憶はない(^^; 道後温泉本館を利用してから、バスで空港に向かう。土産を購入してから早めの夕食を取っていたら、オーバーブッキングで振り替え客募集のアナウンス。１万円のキャッシュバックか7500マイルという特典は魅力だったけれど、出遅れだから諦める。やっぱり関空は遠いし(^^;;; 旅行にしては珍しく８時前には帰宅。う～、一泊でも一部の植物は萎れていた...
アーシュラ・ル・グイン「言の葉の樹」読了
