2003/01/11(土)

バーゲン運賃恒例(?)旅行ということで伊丹空港から那覇空港までひとっ飛び~ではなくて結構長いフライトだったっけ。那覇空港での乗継ぎは1時間と少し。売店で沖縄そばを喰べてから、ターミナル内を散策~と思ったら、セキュリティーエリア内にはほとんど店がないので、ゲート前で持参した文庫本で時間つぶし。半年前と同じゲートから搭乗して、石垣島へ。

当然のことながら暖かい。さすがに長日性のハイビスカスは花が少ないものの、インパチェンスやブーゲンビリアが咲き乱れていて、冬だということをすっかり忘れてしまいそうになる。空港前のアダンの樹には実が付いたままだった。路線バスで市街地のターミナルへ出て、宿にチェックイン。上着はずっと手に持ったままだったけれど、荷物になるのでセーターを来たままだったので、暑いくらい。

宿でとりあえずダイヤルアップのアナログ接続。アクセスポイントの電話番号を控えて来るのを忘れたけれど、プロバイダの自動接続ユーティリティを起動すれば調べられるから平気。でもこのユーティリティはMacOSX非対応なので、一旦再起動してOS9で呼び出して、番号を確認してからOSXで再起動などとまどろっこしい手順を踏まざるを得ない。やっぱり最寄りのポイントは那覇。同じ県内とはいえ、400km以上隔たっているので、大阪からダイヤルアップするのに東京のアクセスポイントに電話することに相当するのである。といっても長距離通話は昔に比べてずっと安くなっていて、確か160km超は同一料金になっていたはず。

宿を出てから中心部に出る途中、市民会館の近くでジャカランダを発見。3本あるうちの1本はかなり大きな樹だから、開花しているのかな。バスターミナル近くの写真屋でリバーサルフィルムを購入してから、離島桟橋で観光ツアーの手配を済ませ、市内散策。マリーゴールド、アメリカンブルー、ベゴニアやツツジまで咲いていて、何だか半年前の風景とあまり変わらないように見えるけれど、そこは冬場のこと、短日性の代表選手ポインセチアが見事に咲いていた。こちらでは戸外で越冬するので、かなり大きな木に育つのである。

夕食は町外れの日航ホテルの近くにある店を訪ねてみる。今回の目的の一つが、“アダンチャンプルー”を食すること~といっても、チャンプルーを扱っている店は数あれど、そのほとんどがゴーヤーである。諦めかけていたところ、直前になってその名も「あだん亭」という店(昨年8月にオープン)が供しているという情報を入手。アバウトな地図が頼りだったけれど、歩くこと10分と少しで無事に店を発見。店の中にはアダンの鉢植えがあって、メニューにもアダンの写真。そしてちゃんと載っていたアダンチャンプルー! 島豆腐と泡盛と一緒に注文。付け出しのパパイヤの和え物に続いて出て来たのが、念願のチャンプルー。これがまたすごく美味。食感はタケノコとネギを足して2で割ったようなものかな。はるばるやってきた甲斐があったというもの(T_T)

泡盛でかなーり酔っぱらってしまい、帰りは千鳥足気味。危うく道に迷いかけたりもしたけれど、既に歩き親しんでいた町だったので、コンビニで買い物をした後、無事に宿に帰り着く。