2003/02/10(月)

雪まつり見物本番ということで、地下鉄に乗って真駒内会場からスタート。終点の一つ手前の「自衛隊前」下車。会場も真駒内駐屯地の敷地内で、巨大雪像がずらりと並び、遠くには雪景色の藻岩山。雪像のうち幾つかは滑り台付きで、雪のステージでは楽隊演奏の準備も。気温は0℃を少し下回るくらいだから、紅白の黒部ダムのトンネル相当!?

一通り見終わった後、駅に戻ろうとすると、地下鉄の高架下に市電の旧型車両が並んでいるのを発見。近寄ってみると交通資料館。開館は基本的には夏場のみだけれど、雪まつり期間中は特別開館~てなわけで迷わず見学。札幌の地下鉄は一風変わったゴムタイヤ式だけれど、タイヤの現物が展示されている。へぇ、南北線と東西線で、タイヤの溝模様が違うんだぁ。巨大水銀整流器が印象的だった。

地下鉄で大通会場に移動。規模が最大の会場で、大通公園の端から端まで続く。江戸城や紫禁城、ミッキーマウスにペリー提督など嗜好を凝らした大雪像の数々。暖気のせいで心なしか表面が滑らかになってるようだったし、暫く雪が降っていなかったらしく、車道に挟まれた会場の各所で雪が汚れていたのが残念。とはいえ寒さに震えることなく、お手軽に雪まつり見物が出来たことは幸運だったのかもしれない。

一番印象深かったのが、大英博物館の大氷像。真っ白な雪像の中にただ一つ、氷の柱の連なりが青く輝いていた。そしてその名も「オジロワシ」という大雪像もあった。小雪像はさすがに暖気の影響をまともに受けていて、原型をあまり留めていないものや完全に崩壊したものさえあったけれど、市民のアイデアは様々。時節柄ハリポタな雪像も幾つかあったし:-)

一通り見終わったところで昼食。靴用カイロを付けたままにしていたら、低温火傷してしまった(T_T) 食後は雪まつり会場を上から見下ろすべく、テレビ塔に登る。どこまでも続く真っ白な都会。通常は上下ともエレベーター利用になるのだけれど、雪まつり期間中限定で階段を下れるということだったので、少々疲れていたものの、階段で下りてしまう。幸いまだそれほど寒くはなかったし。階段は完全に金網に覆われていたとはいえ、自分の下っていく延長線上にビルの屋根が見えているのは、さすがにちょいと怖いかも(^^; 近くの会場では北海道新幹線クイズを実施していたので、ウィンター・ガーデンの「計画」を思い出してしまう。そういやさっき小笠原キャンペーンを雪像の舞台で南国衣裳で実施していたけれど、今日でさえ十分寒いのに、寒波の日でもやっているのだらうか(^^;;;

一旦宿に帰ってから、知り合いと夕食&カラオケ。今夜から冷え込むとの予報だったけれど、屋外の移動はほとんどなかったので、全く平気だった。

ロバート・ジョーダン「戦士の帰還(時の車輪シリーズ/昇竜剣舞3)」読了