バーゲン運賃恒例旅行、今回の行き先は北東北。仙台空港からはいつものようにバスに乗る。ターミナルの券売機には行列。往復乗車券を発売していても、片道の２倍という無割引も結構あったりするけど、ここは往復割引あり。以前係員に確認して、有効期限がないことを知っていたので今回は迷わなかったけれど、列の前方で尋ねている人も。最初から券売機にそう書いておけばいいのに。お互いの手間が省けるし、“当日限り有効”と勘違いして片道しか買わなかった乗客は、帰りは別の方法を使うかもしれないんだし。
仙台駅前で食事してから、状況確認。昨日関東地方に大雨を降らせた低気圧がさらにパワーアップして、今日は東北地方の沿岸部を襲うという予報だったから。案の定、山田、岩泉、釜石、八戸の各線が全面運休という掲示。案内センターでIGRいわて銀河鉄道の運行状況を問い合わせたら、いわて沼宮内以南で折り返し運転とのこと。う～ん、JR東日本の乗り放題きっぷを用意しておいたのに、今回はどこにも行けないのかも。予定を変更して南の方を回ってみるか、内陸部は大丈夫そうだからいっそ開き直って温泉巡りとか。まぁ、新幹線はほぼ平常通り動いているみたいだし、折角「はやて」の指定が取れたのだから、とりあえず八戸まで行ってみるべぇ。幸い八戸からの折り返しの「はやて」の指定も盛岡までなら余裕で取れたことだし。乗り放題タイプのきっぷだから、予定を変更しても追加料金が生じないことがせめてもの救い。
一安心したところで恒例「ずんだ茶寮」でお茶してから、書店を探して携帯用小型時刻表を購入。東北新幹線はさすが定刻通りの運転。東京を出てから上野・大宮しか停車していない「はやて」は、仙台から盛岡までノンストップが基本。速達タイプはそこからさらに八戸まで無停車。通路側の席で、トンネルの連続だから車窓の変化には気付きにくいが、盛岡あたりから雪が多くなってきて、二戸以北は銀世界。八戸に到着したら降りしきる大雪。在来線側は除雪が追いつくはずもなく、列車の通らない線路に至っては完全に埋没。ひょ～これじゃ八戸以北の東北本線が、大幅に遅れながらも動いている方が驚きかも。青い森鉄道もやっぱり全面運休だったし。されどほぼ平常通りな新幹線。万全の雪対策を実感。
どこにも行けたものではないので、駅前の珈琲チェーン店で時間つぶし。お、ロイヤルミルクティーがメニューにあったんだ。在来線ホームに立ち寄ってから、新幹線ホームへ。乗り放題なので軒並み指定は塞がっているとのことだったが、さすがに盛岡までは空席が目立った。予定より早く盛岡に戻り、宿にチェックイン。予約ページには「インターネット接続可能」と書いてあっても、多分電話とは別にモジュラージャック端子があることを指しているのだろうと思いきや、客室の解説によると「電話機の線を外してパソコンに繋いで下さい」だなんて（絶句） この方式で接続出来ないビジネスホテルには、まだお目に掛かったことがないんだけどなぁ(^^;;;
夕食は名物前沢牛で一番安いメニューを注文（汗） 早々に宿に引き上げて、久々にテレビを見る。ちょうどユーミンの特集やってたし。おぉ、これが噂の「大希林」かぁ。次のクイズ番組ではタヒチ特集だ。うーん、一度は行ってみたいかも。別チャンネルで紹介されてたアンデスも良いかも（移り気）
