2003/05/25(日)

ホテルをチェックアウトしてから、駅構内のコインロッカーに荷物を預け、改札に入ってみたら、今度もまた25分待ち(T_T) 待つぅの待たにゃぁのって、騒がしいったらありゃせんがね(中島みゆき「夜会」Vol.5より意味不明な引用) ようやくやって来た札沼線(学園都市線)で百合が原へ。

駅前すぐにあるのが百合が原公園。名前の由来となったユリが見頃になるのは7月のことだけど、この季節でも温室やロックガーデンには様々な花が咲き乱れている。北国ならではの珍しい自生種や外来種も。そしてチューリップとムスカリの見頃に間に合った。一面真っ青な花の絨毯は見事。なんだか酸っぱい匂いがすると思ったら、ムスカリだった。そういえば麝香(ムスク)が語源だったっけ。

市街地に戻って、雪印パーラーで昼食。残念ながら2階のレストランが閉鎖され、1階の喫茶室と売店のみの営業になっていた。旧道庁を抜けて、北大植物園へ。ライラック並木の花は大体5分咲き程度。花が開いた方が青味が増すようで、印象にあるほど青くはなかった。間近で見ると赤紫系統が殆どだったけれど、離れて見ると青っぽく見えるから不思議。こちらのロックガーデンは規模こそ小さいものの、整然とした百合が原のそれとは異なり、野趣たっぷりである。

ライラック祭り

続いて「ライラック祭り」開催中の大通り公園へ。イベントそのものにはあまり興味はなかったのだが、開催予定を開花時期の目安にしたのである。今年は咲くのが遅かったみたいだけど、植物園よりも沢山の、そして白から青紫、桃色、濃赤紫まで実に様々なライラックが公園の端から端まで咲いていた。3ヶ月前は同じ道を雪祭りの氷雪像を鑑賞しつつ、凍えながら辿ったかと思うと、これまた不思議な感じがする。カメラを構えているだけで芳香を楽しむことが出来た。

札幌駅に引き返して、荷物を取ってから改札に入る。開業したばかりのJRタワーの展望台に行く時間がないわけではなかったが、6階まで行ってそこからさらにエレベーターとの案内を見たら、しんどそうだったのでパスしてしまった。これは次の課題ということで(笑)

新千歳空港で早めの夕食を取り、土産を買ってから飛行機に搭乗。羽田から高速バスでつくばに帰宅。やっぱりつくばは羽田より肌寒い。

テリー・グッドカインド「大将軍の野望(真実の剣シリーズ/魔都の聖戦1)」読了