2003/08/26(火)

夏休みは今日まで。当初の予定では自宅でおとなしくしているはずだったのだけど、やっぱり出掛けることにする。学休期間なら平日でも「ホリデーパス」が使えることを、たまたま昨日知ったので、早速使ってみることに。おぉ、券売機でも販売してたんだね。

常磐線我孫子で成田線に乗り換え、成田では京成成田まで急ぐ。特急と普通を乗り継いで、ユーカリが丘へ。これが正式な町名だったりする。ここで降りたのは「山万」の新交通システムが目的。住宅地用の新交通なら広島県にも最近出来たが、ここ千葉県のは不動産会社直営である。神戸のポートライナー同様、吊り輪状の路線を一方通行で辿る方式。全線200円均一とはいえ、重複乗車が認められているかどうか不明だし、一気に乗り通してそのまま元の駅に戻るだけではつまらないので、途中駅で一旦下車して切符を買い直すことに。ホームに上がると間もなく折り返し列車が入線したが、そういえば非冷房車だったっけ。短距離路線なので、乗車時間は最大でも10分に満たないから問題ないのだろうけどね。適当に選んだ井野で下車して、20分後の列車でユーカリが丘に戻る。

京成成田に引き返したが、乗り継ぎのタイミングが良くなくて、30分以上待つハメに。ホームにベーカリーな喫茶店があったので利用する。全席禁煙なのは嬉しかったが、ミルクティーがコーヒー用クリームだったのが残念。乗り換えた列車は東成田線だが、開業当時はこちらが本線だった。当時は成田空港駅を名乗っていた東成田から先は芝山鉄道線に入る。地下から高架に駆け上って駐機場を見ながら進むと、終点の芝山千代田。時間がなかったので改札の外に出ると、すぐに切符を買って引き返す。

京成成田からJR成田に移動して、逗子ゆき快速列車に乗る。津田沼を過ぎたあたりで、横須賀線事故のアナウンスが入る。曰く、運転を東京で打ち切るとのこと。動かないようなら総武緩行線に乗り換えようかと思ったが、東京での乗り換えを案内していたから、多分大丈夫だろう。定刻より少し遅れて東京に到着。駅前の銀行ATMを掛け持ちしてから、京浜東北線で新橋へ。汐留で用事を済ませてから、鉄道創生当時の駅舎を模した「旧新橋停車場」を見学。といっても建物は外観を大まかに復元しただけで、ホームはちょん切れているし、レールもごく一部だけしか敷設されていない。やっぱり「鉄」としてはもっと忠実に再現してほしかったなぁ。

山手線で上野に出て、常磐線で帰宅。簡単な夕食を作ってから、「Dr.コトー診療所」最新刊の10巻まで読了。