2003/10/02(木)

5時半に起床。サマータイム期間なので、外はまだ真っ暗。見上げるとオリオン座や冬の大三角形が。6時半前に迎えに来たタクシーに乗って、空港に向かう。まだ暗い街のところどころに店の灯りが見えると、こんなに暗いうちからと思ってしまうけれど、これでも既に7時前なんだよね。なんだか視界が良くないけれど、朝靄なのだろうか。さしたる渋滞もなく7時前には空港に到着して、チェックイン。一昨年訪れたアイルランドのシャノン空港もそうだったけど、バンクーバー空港でも米国入国審査を行っているので、米国ゆきだけ他の国際線とはカウンターが別になっている。驚いたのが必ず免税店を通過させる順路になっていること。昨日買った品物もここで受け取ることになっていたから、この配置だと少なくとも忘れる心配はないのだけどね。

空港使用料を払って、セキュリティーチェック、入国審査、通関手続きを経て、搭乗ゲートへ行くと、係員から"America West?"と尋ねられる。米国西部に向かうのだから思わず"Yes"と答えたら、「アメリカ・ウェスト航空を利用するのか?」の意味だった。そんな会社があるなんて知らなかったんだもの(落ち着いて考えれば、米国のことは"America"ではなくて、"US"とか"the States"とか言う方が普通なのだけどね^^;)。実際に今日利用するのはユナイテッド便。搭乗まで一時間以上あるなぁと椅子に座って待っていると、霧のためシアトルからの到着が遅れているので、出発は未定とのアナウンス。げげ、朝靄じゃなくて、霧だったんだ。そういや日が昇りきっているはずなのに、あぁ外はなんて深い霧。う~む、シアトルでの乗り継ぎにはだいぶ余裕があるので、少々の遅れは平気だけど、ネイティブのアナウンスは聞き取りが難しいから不安だなぁや。幸い程なく到着のアナウンスがあったので、約1時間遅れで出発。今度はさらに小さな飛行機で、横1+2列。座席は最前列だったが、肘掛けからテーブルが出て来たりはしなかったので、スナックとジュースを貰っても食べるのにちょいと苦労した。折角の窓際でも、地表はずっと霧に閉ざされている。シアトルに近付いたところで旋回を始める。う~みゅ、シアトルも霧だったのね。何度か回っているうちに眠ってしまったが、すぐに最終着陸態勢に入って目が覚める。2度も心配したものの、結局成田ゆきには余裕で間に合う時間だった。

シアトル空港

シアトル空港も霧の中。売店を覗いてみたらドリームキャッチャーの種類が多くて、気に入ったのがあったので購入。そうこうしているうちに機内への案内放送があったので搭乗。帰りの便は満席御礼だった。