2003/10/10(金)

小数を表す記号をコンマとピリオドのどちらを国際標準にするのかで揉めているらしい。英米式だとピリオドを使っているが、独仏式ではコンマを使う。例えばマラソン競技の距離は英米式だと「42.195 km」で、独仏式だと「42,195 km」 それでは独仏式では位取りをどうするかというと、スペースまたはピリオドを使って表すので、富士山の高さは「3 776 m」もしくは「3.776 m」と表す。日本では英米式を採用しているので独仏式が奇異にみえるけれど、あくまでも慣れの問題。それに1以下の小数を言う場合、「れいコンマさんろく」と読み下したりするのは、ドイツ語の影響ではないだろうか。

建物の階の数え方は、日米で言う「2階」が英独仏では「1階」。そして"billion"という数詞が表すのは、米仏では「10億」で英独では「1兆」というからややこしい(@_@) あっちの国がこっちに行ったり、そっちにくっついたり...