2003/10/31(金)

平日早朝の空港バスに乗るのは初めてだったので、念のため早い方の便を選ぶ。首都高に入ったところでつっかえたのは当然として、湾岸線は空いていたので、約2時間であっけなく到着。「バースデー早割」利用なので、有人カウンターでチェックイン。スーパーシートに空席があったので、有償アップグレード。ターミナルで買い物を済ませてから、早めに手荷物検査を終えてラウンジで待機。無線LANも問題なく接続出来た(^_^)

機材は2階席がスーパーシートのみというのは、B747SRだったっけ。沖止めなので波動的に客が乗り込んで、出発直前には2階席は満席。早めのチェックインで良かった。朝の羽田空港の滑走路が混んでいるというのはよくあることだけど、今日は異様に時間が掛かる。そのうち機長アナウンス。なんでも出発直前に地震があったため、滑走路が一時閉鎖された影響だとか。う~む、乗り継ぎは大丈夫なのだろうか。定刻だと45分の乗り継ぎが、10分の予想になってしまった。今から心配しても仕方がないので、とりあえずワインと昼食を頂いてから、ぐっすり仮眠。

搭乗手続きの時に一応乗り継ぐことは言っておいたのだけど、到着一時間くらい前に念のためCA(客室乗務員)に申し出たら、これから現地と連絡を取ってみるとのこと。おぉっと、やっぱり機内でも言っておいた方がいいんだね。遅れは当初の予想よりは縮まりそうだけど、地上係員が誘導してくれるとのこと。そして少しでも時間を節約するためにと、階下の普通席で待機することになった(ちょっぴり泣)

那覇空港では係員の誘導でターミナルを小走りで移動。なにせ他社乗り継ぎだから、反対側なのだよね~(汗) ちょうど搭乗を開始したところに間に合って一安心。なにせ週に3便しかないんだもんね。こちらも沖止めだったのでバスに乗ったら冷房が効いていた。さすがは沖縄。つくばを出る時にはセーターを着ていたというのに。バスが到着すると、待っていたのは先日北米で乗ったようなプロペラ機。乗り継ぎぎりぎりだったので通路側にアサインされていたけど、搭乗率は半分以下だったので、CAの許可を得て窓際に移動。残念ながら宮古、多良間、石垣の島影は逆の車窓だった。

日本最後の夕日

約1時間半で、定刻より少し遅れて与那国空港に到着。宿からの出迎えの車で日本最西端の集落・久部良(くぶら)へ。夕食まで時間があったので、付近を散策。その昔、人頭税の重さのあまり、妊婦を飛ばせたという言い伝えのある深さ7メートルの岩の割れ目「久部良バリ」を見学してから、集落を通り越して坂道を上り、「日本最西端の碑」がある西崎(いりざき)へ。晴れた日には台湾の島影が見えるらしいが、強い逆光。西日が強くて歩いていると相当暑い。急いでバリの近くまで引き返して、「日本最後の夕日」の碑がある断崖へ。今日は快晴だけど、明日から天気が崩れる予報なので、夕日を見るとしたら今日だけがチャンス。ようやく光を赤く和らげた太陽が、水面に光の道を投げかけながら、水平線近くに達すると、そこだけ雲がかかっていた(T_T)

明日は一年半ぶりに体験ダイビングをする予定だったけど、喉の調子が悪かったため断念。水圧が加わるため、呼吸器系の炎症はダイビングには御法度なのである。急な予定変更になったけれど、2日とも自転車で島内を巡ることにして、レンタサイクルを手配してから寝る。