2004/09/12(日)

サンゴソウ群落

宿を出て再び卯原内のサンゴソウ群落へ。青い空とのコントラストもやはり美しい。でも7年前に初めて見た時ほどの鮮やかさがないのが残念。今日は「サンゴ草まつり」なので、例年なら最盛期だったのだろうね。朝から祭に出演するバンドが練習。うーん、イベントを楽しみにしている人もいるのだろうけど、こちらとしてはサンゴソウを静かに鑑賞させて欲しいところ。

帰りのバスまで時間に余裕があったので、旧国鉄湧網線の廃線跡を利用した自転車道を少し歩いて、卯原内駅の跡地へ。ここには機関車と客車が1両ずつ静態保存されていて、駅舎のあった場所には鉄道記念館が~あったはずだが卯原内小学校記念館に変わっている。あれれ、鉄道関係の資料はと入口から中を覗くと、端の方に今でもちゃんと展示されていた。サンゴソウ群落まで戻って名残を惜しんでから、網走市街に引き返す。

空港ゆきのバスは知床半島のウトロからの直通便だった。早めに搭乗手続きを済ませたので、空港内で昼食を取ることにしたが、料理が出て来るまで相当待たされた。慌てて食べて手荷物検査場に進んだのが出発の15分前。しかし検査場は1箇所しかなくて、羽田ゆきと重なってしまったため、行列はなかなか進まない。焦りだした頃、千歳ゆきの検査を優先させる案内があったので、アナウンスで呼び出されずに済んだ(^^;

サケのふるさと館

今日も天気が良くて、北海道中央部の山々を眺めながら、わずか40分の飛行で新千歳空港に到着。乗り継ぎ時間を長く確保しておいたので、JR千歳駅に出て、徒歩10分のところにある「サケのふるさと館」へ。入館する前に人だかりの出来ている橋に行ってみると、飛び跳ねる銀の輝きが。堰の側に回れば、遡上中のサケが群れをなしているのがはっきり確認出来る。早速入館して、水槽や展示を見てから、千歳川を地下から眺める窓へ。おぉ、沢山泳いでいるのが間近に見える。ただ最盛期でも時間によって波があるようで、暫く眺めているうちにまばらになったり全く見えなくなったと思えば、また出て来たり。他にも小魚など色々見られるので、写真付きで解説していたが、「窓掃除のダイバー」も“窓から観察できる生き物”に含まれていたのがお茶目(笑)

千歳駅に引き返して、土産を調達してから搭乗待合室へ。帰りの便はスーパーシートにアップグレードしたので、食事付き。ありゃま、間食も含めると3回連続でサーモンになっちまったべ(^_^;)