2005/02/13(日)

大里の玉石垣

同宿の人の運転で、見残したところを中心に島内観光。最初に玉石垣の続く大里集落を散策。昔の家を再現した「ふるさと村」や役場の跡地を見学してから、大阪トンネルの展望台へ。ここでも車を降りて、ゆっくりと写真を撮る。

三原山の唐滝

次なる目標は三原山。山頂は近くまで車で行けるので、まずはそちらから。八丈富士ほどの標高はなくても、遮るものがほとんどないので、全方位の展望が楽しめる。続いて三原山にかつてあったカルデラ湖の名残と言われる「大池」と「小池」へ。前者はまるで人為的に切り取ったような長方形をしていたが、後者は干上がっていた。麓に戻る途中で唐滝への道が分岐している。こちらは途中から山道になるので、歩いて登ることになる。硫黄沼の横を通り過ぎて、かすかな硫黄臭の漂う中、しばし歩けば滝の真下に出る。規模こそ大きくないけれど、険しい岩肌の切れ目からほとばしって散る水は壮観。緑の水をたたえる硫黄沼を見てから、麓に降りる。

洞輪沢の汐間温泉に浸かってから、末吉温泉「みはらしの湯」へ。一日おきに男女交替になっていたが、露天風呂のある方の日に当たったのは確率2分の1の幸運。断崖絶壁から太平洋を見下ろし、のんびりと過ごす。水平線には雲がかかっていたが、今日も青ヶ島は見えていた。空港に戻る途中で雨が降り出し、搭乗前にはかなり降っていた。よくぞ最後まで天気がもってくれたものだ。帰りの便も少し遅れたが、つくばゆきのバスには余裕で間に合った。