2005/06/18(土)

Fokker50

朝一番のバスで成田入り。国内線ゲートからバス連絡で搭乗したのは、50人乗りのFokker50。旧中日本エアライン(NAL)の機材だが、今年からANAグループのエアーセントラルとなり、トリトンカラーに塗り替えられている。以前乗ったことがある旧フェアリンク(現IBEX)のCRJと同様、座席は革張りだが、こちらはプロペラ機。しかも最近の機種ほどの速度は出ないので、成田-名古屋間の所要時間は約1時間半。木曽三川の上空に回り込んでから中部国際空港(セントレア)に着陸。

施設見学は明日に回して、まずは名鉄で金山に出る。快速特急「ミュースカイ」だと30分足らずで到着。軽食を取ってから、地下鉄名城線(4号線)に乗って、新瑞橋で一旦下車。ここからが今回の乗りつぶし対象区間となる。全通後の名城線は環状運転を行っているが、大阪環状線や山手線と異なり、「外回り/内回り」ではなく「右回り/左回り」と案内。八事、名古屋大学を経由して砂田橋までが新規開業区間。そのまま平安通まで乗り、上飯田線に乗り換える。

上飯田線はたった一駅だけの短距離路線だが、孤立していた名鉄小牧線のターミナルを地下鉄路線網に直結した意義は大きい。上飯田は地下駅に変わったので、もう一駅先まで乗って、地上区間の味鋺(あじま)で下車。坑口近くの廃線跡を確認してから、上飯田に戻って地上を散策。確かこのビルに旧駅はあったはず~と裏手に回れば、2階部分に開口部を塞いだ跡が残り、そこから谷田川にかけて廃線跡が続いている。折角なので川辺まで行ってみたら、鉄橋は跡形もなくなっていたが、その辺りに線路があったことははっきり見て取れる。真夏日なので歩き回ったらかなり暑かった。

地下鉄で大曽根に出て、ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)の始発駅を見学してから、JR中央線の「エキスポシャトル」に乗る。高蔵寺から新設された連絡高架橋を通って、愛知環状鉄道線に入ると、途中駅は通過して、終点・万博八草まで直通。既に夕方前だったが、これから万博に出掛ける人もかなりいたので驚いた。

リニモ

ここから乗り換えるのが、日本初の実用リニアモーターカーである「リニモ」。見掛けや乗り心地は従来の新交通とあまり変わらないという話も(^o^;) 2つ目の「万博会場」では案の定、万博帰りの人達がホームに溢れていて、車内も満員となったが、クロスシートの窓側に座っていたので直接の影響はない。万博会場の目の前を素通りしたことになるが、今回の目的は万博そのものではなくて、あくまでも万博アクセス鉄道の方だったから~ってディズニーリゾートでも同じことをやってたりする(汗)

藤が丘で地下鉄に乗り換えとなるが、リニモが地下駅で地下鉄が高架駅だったりする。停まっていたのはiPodの全面広告車だった。栄で下車して、百貨店の時計売り場で電池を交換してから、名古屋に出てあおなみ線に乗り換え~といってもかなりの距離を歩く。在来線ホームの南東端に間借りするような形で設けられたホームから、金城ふ頭ゆきの列車に乗る。一つ目の「ささじまライブ」で降りる乗客が多く、土曜の夕方ゆえそこから先の車内はどんどん空いてくる。終点に着いた時にはもう日没が近かったので、20分後の列車で名古屋に引き返す。

駅前の宿にチェックインしてから、地下街で夕食。名古屋ゆぅたら、きしめんだがや(^o^) 食後、久しぶりの名駅界隈を散策。以前、閉店時間が早くてカルチャーショックを受けた大型書店も、このご時世か営業時間が延びていた。