2005/07/30(土)

羽田までの道路は普段通りの混み具合で、空港には1時間以上前に到着。ターミナル内の10分間散髪の店で髪を切ってから、空弁を買ってバス連絡で搭乗。夏休みの週末とあって、機内はほぼ満席。

庄内空港は酒田と鶴岡のほぼ中間に位置するので、連絡バスも両方の街に出ている。時間があれば鶴岡も寄りたかったけれど、無茶をしないよう順当(?)な酒田ゆきに乗車。最上川を渡って市街地に入ると、目的地のすぐそばにバス停があったけれど、駅前まで乗って観光案内所で地図を入手。まずは本間家旧本邸を訪れる。酒田の豪商が一旦将軍家に献上した後、住居用に返還された建物で、武家造りと商家造りが混在するというのが珍しい。ガイドの案内を聞くと、その違いがよく分かる。道路の反対側にある別館(店舗)も見学してから、市役所前の旧鐙屋も訪れる。こちらも江戸時代の商館で、土蔵も残されている。

酒田山居倉庫

暫く歩いて、木製の橋を渡って明治時代に建てられた米倉で、今も一部現役の山居倉庫へ。まずは庄内米歴史資料館に入ると、いきなり「おしん」の像。そういえば舞台はこの辺りだったっけ。加賀屋の場面のジオラマもあったりする。そして中国語の解説では「阿信」となっていた。庄内米の展示をざっと見てから、外に出て裏手のケヤキ並木をそぞろ歩く。続いて「夢の倶楽」と足早に回ればもう夕方前。駅に戻って羽越線下り列車に乗り、象潟(きさかた)で下車。駅から少し歩いて、宿にチェックイン。疲れていたのでさっさと就寝。