久しぶりに早起きをして羽田入り。機内で空弁を食べるには早すぎたので、ガイドブックだけ買ってから搭乗。季節外れの強い向かい風のため到着が遅れたけれど、特に急ぐ旅ではないのでのんびりと。そういえば松山空港に着陸するのは初めてだったっけ。
ガイドブックを見ても大街道近くにこれといった店が見付からなかったので、空港で早めの昼食。郷土料理の「さつま汁」というのを注文。鯛のすり身などの具が入った温かい汁を麦飯に掛けて食べるものだけど、伊予なのに何故「さつま」なのだろう??? 路線バスでJR松山駅前に出て、市内電車に乗る。伊予鉄のICカードを使えば運賃は毎回１割引だし、１日乗車券（300円）を越えた分は自動的に無料。記名式ならデポジットなしだけれど、松山にはそうそう来ることもないだろうから、スクラッチ式の１日乗車券を車内で購入。
大街道で降りて、ロープウェー乗り場まで歩く。新駅舎が出来たばかりということだったが、前回利用したのは十年以上前のことなので、旧駅舎の記憶は全くない。ロープウェーとリフトの並行運転には覚えがあって、確か前回もリフトの方に乗ったのじゃなかったかな。途中でロープウェーに抜かれたけれど、満員だったので降車に時間を要していたみたいだったから、あまり変わらなかったかも。終点から松山城まではさらに坂を上ることになる。桜はまだ５～７分咲きだけれど、種類によっては満開近くになっていた。松山城の天守閣は改装工事中で、窓の殆どはシートで覆われていたりする。まぁ、本丸でもかなりの高さがあるので、天守閣の外でも十分な眺望は得られていたのだけどね。それに今日は曇りで、視界もあまり良くないことだし。
麓に降りて、大街道から環状線を大回りして西堀端で下車。桜並木を見ながら堀沿いに歩いて、市役所前から再び市内電車に乗って、道後温泉の一つ手前の道後公園で降りる。ここも桜の名所で、週末だけあって各所で宴会が進行中。ほとんどの桜が５分咲きだったけれど、一つだけ満開になっている大きな木があって、花は小振りでありながら木を埋め尽くす様は見事だった。公園内の展望台経由で道後温泉本館で一休み。おっと、その前に「ぬれおかき」を忘れずに食べておかねば(^o^)
大街道に戻って宿に入ったら、強烈な睡魔に襲われたので夕食に出る前に仮眠。宿泊者向けのコースがあったので、ホテル最上階のイタリアン・レストランへ。最近ずっと昼も夜も食堂ばかりなので、たまにはちょっとゴージャスに～ってマイルにつられたという話もなきにしもあらず（笑） 窓から見下ろすのは向かい側の城山公園。市街地のど真ん中にある山だけれど、結構な高さがあるので、なかなかの壮観。
