2006/06/03(土)

青島亜熱帯植物園

梅雨の中休みということで、今日いっぱいは天気がもちそうである。宿を出てバス営業所で一日乗車券を購入して、今年のジャカランダ巡りを開始。まずはいつものように青島亜熱帯植物園から。前の年の台風の影響で、去年はほとんど咲いていなかった温室横の木も、今年はだいぶ痛手から回復したようで、北東側は5分咲きの花に覆われていた。南東側も少し咲いていたが、他の部分、特に西側はほとんど花を付けていなかった。

続いて訪れたのが、道の駅「フェニックス」。昨年は強剪定で全く花が咲かなかった8本の大木のうち、2本だけが辛うじて僅かな花を咲かせていた。バスの車中からでも歓声が上がる程だったフェニックス・ドライブイン時代の見事な花が再び見られるようになるまで、まだあと何年掛かることだろうか。

サンメッセ日南

バスでさらに南に移動して、「サンメッセ日南」へ。バス停からすぐかと思ったら、坂道を延々と登った先がようやく入口。そして中の敷地も斜面に広がっているため、園内でもさらに坂道を登ることになったが、とりあえず、一番の目当てのモアイを見に行く。海を背にして佇む7体の巨像。イースター島のモアイ像の修復に協力したので、世界で唯一の復元モアイを制作することが公認されたのだとか。ちょうどイースター島の話を最近読んだところだったので、資料館もいっそう興味深く見学することが出来た。青島から南のバスは1時間に1本しかないため、次のバスで先に進もうとするとかなりハードなことになってしまうので、園内の食堂で昼食を取ってからのんびりと麓まで降りることにする。

テクノセンター

日南市内に出て、油津の少し手前で下車。テクノセンターのジャカランダは7分咲き程度で、ここも昨年より花が増えていた。さらにバスを乗り継いで南郷に入り、もうじき目的地というところでバスは内陸の方に入ってしまったので、慌ててバスを降りる。う~みゅ、一日に僅か3本しか走ってないようだし、前と経路が変わったのかなぁ。坂道をひたすら歩けば、幸いにも20分で道の駅「なんごう」に到着。そこからさらに坂道を歩いて、ジャカランダの森へ。ここのジャカランダは他の場所よりも咲くのが遅いようで、3分咲きといったところ。木々もだいぶ生長したのか、展望台からの視界が枝で少し遮られていた。バス停まで戻って、道の駅の向かい側の茶碗山に少し咲いていたジャカランダも鑑賞。帰りのバスは一日5本あるようだ。宿泊は去年と同じ南郷町内。