2006/07/29(土)

いつものように早朝のバスで成田入り。先月からスターアライアンス各社(NZを除く)が第1ターミナル南ウィングに集結したので、終点でバスを降りる。搭乗手続きと両替を済ませてから、手荷物検査場を通過して下の階の出国審査に進んだら、どの窓口も長蛇の列。ターミナル移動の目的の一つは、混雑の分散化だったはずなのだけど、さすがに夏休みの土曜日ともなると仕方がないか。30分近く掛かって出国し、"narita nakamise"をざっと見てから、これまた新しくなったラウンジで搭乗時刻を待つ。

キャビア

今回は大枚ならぬ大マイルをはたいたので、ジャンボ機の最前方区画~即ち一度は乗ってみたかったファーストクラス(^o^) 作務衣風のキャビンウェアを勧められたので、化粧室で着替えて早速くつろぎモード。この機材の場合、メニューの大部分とテーブルセットはビジネスクラスと共通であるが、飲み物のリストは全く別で種類も倍近くある。他にも品書きが色紙入りだったり、ワインのテイスティングがあったりと、細かなところで差を付けてある。それからファーストクラスと言えばキャビア、と何故か相場が決まっているらしい。

シートはパーティションになっていて、ベッドモードにすれば完全に水平になり、寝返りが打てるというのが謳い文句だけれど、さすがにシートベルトをしたままだとそれは無理かも。西向きの旅なので数時間眠った後は、リラックスモードに戻して映画鑑賞。「アイス・エイジ」の続編もあったけれど、「ニュー・ワールド」を選択。合間にルピシアの特別ブレンド「ひだまり」で一服。

2度目の食事の後、服を着替えて着陸態勢に。あっという間に感じた12時間が終わり、フランクフルト空港に到着。入国審査を経て近距離線エリアに移動。当初の予約では2時間の丁度良い乗り継ぎだったはずが、その後のダイヤ変更で運休になってしまったので、4時間待たされることに。時間がタイトで乗り継げなかったり、荷物だけ置いてけぼりになる心配がないからまぁいいかと、ガイドブックで予習したり、ラウンジのパソコンでネットしたりして時間つぶし。ずっと座り続けているのも疲れるので、早めに搭乗口に行ってみたら、機材到着遅れのため出発も30分遅れとのこと(T_T)

ようやく機内に入れたのは現地時間の午後10時前。欧州域内も特典航空券なので、座席は前方のビジネスクラス。といっても短距離なのでシート自体はエコノミーと同じだけど、軽食が出るのでかなり遅めの夜食ということになる。平原の光の海を眺めながらブリュッセル空港に到着後、手荷物受取場までかなりの距離を歩く。宿は空港の近くに取ったので、あともう少しとタクシーに乗って 「あーたらホテルの近くのこーたらホテルまで」と言ったら、あーたらホテルの方に連れて行かれるし(-_-) その辺りを少しだけ彷徨った後、なんとか辿り着いてチェックイン。最低限の荷解きだけして、日付が変わる前に就寝。