学会が始まるのは午後からだったので、午前中はリムリック市街に出る。といっても日曜日の路線バスは昼からの運転なので、小雨の中を１時間掛けて歩き通す。標識に英語とゲール語が並記してあるのが懐かしい。因みにリムリックだと"Limerick/Luimneach"で、ダブリンは"Dublin/Atha Cliath"となる。
リムリック駅の隣のバスセンターからバスに乗って、20分のところにあるアデア（Adare/Ath Dara）で下車。ガイドブックによると「かわいい村コンテスト」に優勝したとかで、訪れてみると小一時間もあれば一通り見て回れる程の小さな村だった。アイルランド特有のカラフルに塗り分けられた家並みの他、中世の石造りの建物群や、藁葺きのコテージ群がコンパクトに纏まっている。観光案内所併設のレストランで昼食を取ってから、リムリックに戻る。
まだ少し時間があったので、リムリック市内を散策してから、路線バスで大学に戻って学会に参加。夜はウェルカム・レセプションで、アイルランドといえばやはり鮭料理。宿に戻ってから、持参したiBookでネット接続。心配していた台風の進路は北に逸れ、関東地方を直撃することはなくなったようで一安心。
